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2018/12/28

Bench 19–人を惹きつける広場ベンチなのか人を遠ざける広場ベンチなのか

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今日は蒲田に住むO氏と冬カフェの日だ。池上線の蒲田駅改札でO氏を待っていたのだが、電話が入って、待ち合わせ時刻に少し遅れるということなので、駅前の広場にあるベンチたちをさっそくチェックする。蒲田駅は京浜東北線で行くと、都内最後の駅で、次はもう川崎駅だ。そのせいか、人波が東京都内的な混雑なのだ。川崎駅も神奈川では相当に混む駅なのだが、やはり神奈川は神奈川で、蒲田は東京なのだ。このことがじつは、ベンチにとってかなりの影響を与えているのではないかと思っている。

 

駅前広場には、立木が何本か植わっているのだが、なぜかこの写真ようなタイプの半ベンチとでも呼ぶようなものが設置されている。つまり、立木の保護柵のようでもあり、腰を寄りかけても良さそうなベンチでもあるような、多機能といえば多機能であるのだが、中途半端といえば中途半端なパイプタイプのものが設置されている。

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駅前だから、たくさんの人が広場に立ち止まる可能性がある。だから、人びとが腰掛けて、ちょっと休むことができるベンチがあれば、駅前広場も賑わうことだろう。けれども、駅側からすれば、広場に人が溜まってしまって、交通の邪魔になることは避けたいと思うだろう。おそらく、双方の妥協の産物として、この立ち寄り形式のベンチ、それもあまり座って欲しくないことを表し、本当の機能は立木を守ることにあることを装った保護柵ベンチが作られたのではないかと、邪推してしまうのは考えすぎなのだろうか。ここの広場のデザイナーに、この広場ベンチの意図をぜひ聞いてみたいところだ。

 

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