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2016/12/23

京都で博士課程のゼミを行う

Img_1800 博士後期課程の「経済学研究法」と「特定研究」の集中ゼミを京都で行って来た。京都学習センターでは、講義室が少なく限られているので、計画通りにゼミ室を取ることは難しい。そこで、学習センターの入っている、駅前のキャンパスプラザ京都の研修室を一日中借り切って、三日間に渡ってゼミを行ったのだ。島根、滋賀、大阪から加わってくる大学院生にとっては、駅前のビルは交通の便も良く、食事の心配もなく(一階に入っている「Kenya」は、学割が効くし、研修室まで出前してくれるのだ)、静かな空間が保証されている。

 

Img_5490 Fさん、Yさん、Hさんそれぞれにテーマは違っているのは、放送大学大学院的特性であって、縦に深く、さらに横に幅広くという大学の理念通りの課題を抱えており、好ましい議論ができる状況が現れたのだ。Img_1812 一人は消費者・生産者関係、一人は患者・医師関係、一人は被ケアラー・ケアラー関係で、内容や言葉はかなり異なるにもかかわらず、共通点もあって、大きな構図をみんなで描いているような気になってくる。朝から議論していて、気がつくと昼食となり、さらに気がつくと夕食の時間になっている。

 

Img_5511 そのうち、彼らの議論は査読論文などで現れてくると思われるが、それぞれの微妙に異なる点が他の人のテーマへ少なからず影響を与えていて、差異にこだわればこだわるほど、その差異が共通の課題となって現れてくるという、言葉で書いてしまうのは簡単だけれど、実際に現れてくると少し驚くようなことが起こっているのだ。Img_5515 この小さな差異となって現れる特殊な現象を一度解体して見ると、その底では原理的なところで結びついてくるという、意外な共通点が明らかになって来たのだった。

 

Img_5501 いくつかのキイポイントはあるのだが、それらは、消費者・生産者関係、患者・医師関係、被ケアラー・ケアラー関係のほぼ中間で問題になるという、きわめて普遍的な言葉で括ることができ、さらにそれぞれに異なる現象が生ずるところが面白いところだ。諸氏の健闘に期待したい。

 

Img_1807 ゼミの後には、京都で生まれ育ったHさんの紹介で、全面がガラス窓で、駅前広場が一望のもとに見ることができる、素敵なレストランへ入った。前に見える京都タワーが改装されたそうで、この塔のライトアップが当初は古い京都で違和感があったのだが、Img_5525 これだけの歴史を経ると、かえって京都のランドマークになっていると思われる。京都駅の成り立ちや、洛中洛外の話など雑談の方も盛んになった。このあといつものように、四条の方へ宿をとっていたので、夜には喫茶店「Kocsi」に出かけて、食後の甘い系統のパン数種と、コーヒーを飲んだ。Img_5519 Img_1808

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プロフィール

  • 坂井素思
    放送大学教員で、社会経済学領域を研究しています。