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2016/07/02

茗荷谷で卒研ゼミ

Img_1057 まだ梅雨明け宣言が出されていないにもかかわらず、連日猛暑が続いている。松本市へ行くとほぼ必ず立ち寄る、カフェ書店「栞日」が数軒先へ移転することになった。それで、現在のビルを滞在型宿泊施設へ作り変えるらしい。6月末を期限にして、その資金をネットで募っていた。もし目標額(200万円)へ達しなければ、その募金はチャラになってしまうという決まりのファンドだ。わたしが(ほんのわずかであったのだが)応募した頃には、それがまだまだ到達するのか、わからなかったのだが、あれよあれよという間に、最後の1週間になって、ググッと増加したのだった。驚いたのは、応募人数で、200人を優に超えたことだ。昨日締め切られ、結果が公表されていた。ほんとうにおめでとうございます。

松本の街に「仮暮らし」できる、毎週1組限定のホテル

松本という場所で、中長期滞在型というのは、良い狙いだと思われる。一年の中では、クラシックコンサートの季節もあるし、クラフトフェアの季節もある。秋には、クラフトピクニックがあるから、ずっと滞在する人には福音だ。けれども、きっとそれらの季節には、宿泊希望者が集中するから、何もない頃を見計らって、原稿を抱えて松本滞在というのは、想像するだけでも何か突き抜けるようなことが起こる予感がする。

先日、長崎を訪れた時に、やはり1階が自転車屋、2階が喫茶店、3階が宿泊所という複合喫茶店に遭遇したが、これからは滞在型で、このように気楽に住める施設が流行るのかもしれない。松本には、「まるも」や「布屋」のような、変形B&B形式の宿屋はあるのだから、これらと英国のBBの中間の形式があっても良いのではと思われる。英国のBBという形式は、日本の住宅事情からすると、ちょっと狭くて無理だと思われるから、ビルの部屋貸しという方が、手間もかからず、良いのかもしれない。ここから、日本的変形BBが育つことを期待したい。

Img_1058 今日は午後から卒業研究のゼミナールが茗荷谷で行われた。学習センターの玄関ホールへ入ると、この木彫というのか、木を重ねられた、首から上だけのキリン像が設置されていて、何となくノホホンという気分にさせてくれる。動物園に入ったという感じではないのだが、ちょっと異次元の空間へ入った気分にはなるのだ。Img_1062 題名が変わっていて、「人間が両手で出来ることについて考えてみた」と書かれていて、筑波大学の渡辺直氏の作品だということだ。このビル全体が学問の世界なので、頭だけが展示されているのだろうか。でも、キリンほどの頭しかないのだ。これに対して、人間は両手を動かして生活するのだよ、ということを喚起させてくれる。キリンを見て、わが振り直せ、というのだろうか。

Img_1063 今回のゼミも、いつものように、5人の方々の発表が続いた。7月になると、論文作成過程の半分を消化したことになる。S字型学習曲線の理論で言うと、ちょうど踊り場状態(プラトー状態)で、中だるみが来る季節だ。Img_1066 先が見えそうで、なかなか見えないという時期ではないかと思われる。論文作成では、必ずやってくる季節だ。ここをうまくいなすと、次の急成長時期を迎えるのだ。

今日はお客さんが加わった。北海道からわざわざ見学のために、このゼミに参加してくださったMさんだ。Img_1060 実は冒頭の話につながるのだが、「長期滞在」ということに興味があるそうで、なかなか魅力的な研究計画を持っていらっしゃる。来年以降、ぜひ研究実現を遂げていただきたい、とエールを送った次第である。

Img_1061 ゼミが終了してから、Oさんの提案で、Kさんが企画してくださった懇親会を行う。学習センターから出て、その昔印刷工場などがあった裏道を少し歩いた。桜並木が有名な播磨坂に出る。イタリアン料理のペッシェへ行く。日曜日のせいなのか、以前来た時と雰囲気が違っていて、家族連れやカップルでも、近所から来たようなグループが目立つ。写真機を持ってこなかったので、料理をお見せすることはできないが、ゼミの後の雑談を楽しんだ。

Img_1050_2 写真に写っている扉の後ろ左側に座っていた。今日の椅子は、大量生産の木製椅子だ。イタリアンの店には、このような安価で丈夫な椅子がなぜか似合う。頻繁に掃除をするので、軽く積み重ねることができる椅子が好まれるのだ。Shop01a 椅子の写っている写真がこの店のホームページにあったので、借用する。夜になって、心地よい風が少しだけ吹いてきた。

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  • 坂井素思
    放送大学教員で、社会経済学領域を研究しています。