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2015/05/31

奈良学習センター面接授業の二日目

531 朝、奈良女子大学正門前を通る。この門をくぐると、何だか想像力が豊かになりそうな気分になってくるから不思議だ。531_2 そして、その向こうには、林に囲まれた記念堂があって、完璧な未知の国を指し示している。と理想化してみると、この道を女子学生たちが滝の水のようにどっと講義室へ向かっている姿が想像できたのだった。

Photo 学習センターでの面接授業は、順調に行われた。途中、労働のイメージを語っていたら、際限のない労働の話のついでに、どういう訳か、小説家のカミュの「シシュポスの神話」の話を出してしまった。なぜこのような話が突然出てきたのかは、明らかで、休憩時間に学習センター所長室を利用させてもらっているのだが、この学習センター所長のM先生は、「カミュ」と「星の王子様」の専門家であり、立派な写真が研究室に飾られていたのだ。それで、頭のなかに潜んでいた話が飛び出したのだった。講義は、いつものように、拍手とともに終了した。

Thumb_img_0159_1024お腹はあまり空いていなかったが、このあと講義終了後にもかかわらず、無謀にも卒業研究指導を、奈良県立文化会館で行う予定なので、ちょっとだけでもお腹を満たしておきたかった。奈良女子大を出て、東大寺方向へ向かうと、ちょうど西大門あたりに出る。門は残っていないが、Thumb_img_0157_1024 この門のあとが、基礎石として残っている。その遺跡の前に、吉野葛の老舗が店を出しているので、うどんと吉野葛を食べる。ぷるんぷるんしていて、生の葛は温かかった。

Thumb_img_0153_1024 卒業研究には、奈良、京都、名古屋の3名の方が参加して、18時から21時まで行われた。転地で行うゼミは、じっくり、そして細心に行われているので、効果が期待できる。Thumb_img_0151_1024 みなさんの帰宅時間になった。奈良から少し距離があるので、喫茶店に入る余裕がないらしい。仕方ないので、手持ち無沙汰を持て余して、三条通りにあるP店へ入る。

Thumb_img_0179_1024 ネットでの評判によると、外見とは異なり、料理はふつうの喫茶店だということだ。雰囲気を求めて入ったが、夜もかなり遅くなり閉店時間間近ということもあって、席は空いていた。建物の異形さと店内の調度はたいへん良い、Thumb_img_0131_1024 もしコーヒーの味が良かったら、とても良い店になるにちがいない。とはいえ、まだまだコーヒーの味覚が戻っていない者に、こんなことを言われたくないだろう。もしかしたら、過去には相当な店だったのかもしれない。Thumb_img_0133_1024 今でも、読書をし、日記を書くには最適の場所だ。ピノキオの可愛い人形が、さっきからこちらを見ている。君はいつからそうしているのかい?

531_3 今日の椅子は、奈良学習センターの所長室にあった、パイプで出来た、折りたたみ椅子だ。シートが肉厚にできていて、折りたたみにもかかわらず、すこぶるお尻へのフィット感は良いのだ。

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