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2015/05/24

信州のO町に来ている

Photo 朝、空気が凛としていて、深呼吸して入ってくる森林の香りが、肺に浸みる。O町に来ている。テーブルに向かって、書評の仕事と印刷教材の校正仕事を、少しだけ片付け、午前中の爽やかな風を受ける。言葉では伝わらない世界へ、次第に入っていく。

Photo_2 昼をいつものパン屋さんでピザを食べることに決めて、娘は木崎湖までジョギング。6kmくらいだそうだ。わたしは息子と連れ立って、目的のパン屋さんへ向かう。Photo_3 ピザランチだ。20分くらいで歩いていけると思っていたのだが、途中河原などで写真を撮って止まったりしたのが悪かったのか、たっぷりと30分ほどかかってしまった。遅刻だ。

Photo_4 ピザは、石窯で焼いてすぐ食べないと味が落ちるので、パン屋さんは窯から出すタイミングを探っていたらしいのだ。娘が早くに着いて、程なく私たちも着いたのだが、パン屋さんが心配して、道に出て、わたしたちの姿を見てから、窯へ向かったらしい。それで娘の報告によると、細心のピザが焼きあがったのだ。

Photo_5 でも、歩いた効用は確かで、ちょうどお腹の具合が空いてきたのだった。最初にマルゲリータ、ついで、はちみつとチーズのピザが出てきて、さっそく頬張ったのだった。トマトの新鮮な酸味が効いていて、一年に何回かは味わいたいピザなのだ。この生地には、やはり天然酵母のパン生地が使われている。外はパリパリ、中はモチモチで、この生地だけを食べても美味しいのだが、マルガリータのトマトの酸味が効いて、素晴らしい。反復というものに、幸があるとすれば、それはこのようないつ来ても、変わらぬ味を提供してくれる場所をもっていることだろう。これは、途轍もないほどの財産だと思われる。

Photo_6 帰りの河原で、娘がわたしたちに小石を集めてほしい、というので、麦わら帽子にたっぷりと小石を拾って、土手のベンチへ持っていく。すると、娘がとんとんと置いて、小石のメッセージを作った。友人の誕生祝いに写真を送るのだそうだ。実物は、存在感ある、ゴツゴツとしたものなのだが、平面的にみると、そのゴツゴツ感が整えられて、陰影感へと変質するのをみることができる。

Photo_7 ピザのあとのスイーツは、猫の喫茶店で、プリンをひとつ。

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