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2015/03/08

「社会経営研究」発表会

Img_9119 Web研究誌「社会経営研究」「社会経営ジャーナル」そして例年恒例となった「比較地域研究会」の発表会を行うことになった。全国の放送大学学習センターへチラシを貼ってもらって、今回は宣伝にも力を入れた。Img_9123 それで、大学院レベルでは24名の方々が全国から集まってくださって、5時間にわたる発表と議論が行われた。首都圏ばかりでなく、新潟や岐阜からも、仕事の合間を見つけて、駆けつけてくださった。テーマは、以下のとおりだった。

「社会経営研究第2号」「社会経営ジャーナル第2号」発表と討論

第1部「社会経営ジャーナル発表会」

「最期の場所について一度考えてみよう在宅から病院を垣間みて」

「非正規雇用はなぜ増大するのか内部・外部労働市場の多様化について」

第2部「社会経営研究発表会」

「市民満足度調査における二元的品質分析手法の提案」

2000年代以降、銀行貸出は地域経済の成長に貢献してきたか?パネル分析に基づいた暫定的な一考察」

「リーマンショック後の不況期における日本の主要製造企業100社の収益性」

第3部「第10回比較地域研究会」

「新潟県中越地震10中山間地域の震災復興とは」

「高齢者向け自叙伝作成支援事業(試案)」

Img_9125 相変わらず、テーマに共通点は無いように見えるが、今後の方向性を占う意味では、地域に関するものに特色が見られたように思われる。今後統一テーマを設けて、研究会を行っても良いかもしれないということを期待させる内容だった。

たとえば、新潟の中越地震についてのUさんの発表は典型例だった。時間が制限されていて、討議できなかったのが、残念なくらいだったので、そのあとの懇親会ではとくにコメントを伝えたのだった。どのような点でアピールしたのかといえば、地震の復興では、個人の地域リーダーを見出して、それを中心に行う方式と、もう一つには、集団間で組織化が行われる方式とがある。Img_9126 個人リーダー方式は目立つから、よく他でも報告が行われているが、後者の集団方式はなかなか報告されることが少ない。ここで、Uさんのモデルについて言ってしまうわけにはいかないが、地震復興についてその地域に合わせた復興パターンがあり、ここでとりわけ、人的交流について一定のパターンが見られるというものだった。地域循環のパターンには規則性が存在するのだ。ほどなく、Uさんの論文も仕上がってくるものと思われるので、その時には詳細に報告したい。

Img_9118 じつは発表者以外にも、参加者の中には、論文作成を抱えている人が数多くいるのだ。たとえば、Yさんはここ数年抱え続けてきた結果、名古屋の大学から博士号をこの3月に取得することができたというので、出来立ての博士論文の分厚いのをいただいてしまった。ほかにも、将来有望そうな論文が懇親会の席ではまわりにたくさん漂っていた。それらがまとまった時には、ぜひ「社会経営研究」誌への掲載を検討していただきたい。懇親会も無事終わり、課題を抱えて、みんな日常へ戻って行った。

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プロフィール

  • 坂井素思
    放送大学教員で、社会経済学領域を研究しています。