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2014/06/28

博多へ説明会のために出張

Img_6578 雨が降りそうだったが、学習センターへ着くころには、薄曇りになって、今日一日は何とか降らずに済みそうな空のようすだった。今日は、放送大学の卒業研究、修士課程、博士後期課程の説明会で、博多にきている。

Img_6581 昨日は、K大学での講義のあと、前日に博多入りしていたのだ。十数年前から博多へ行くときには、常宿しているホテルがあって、なぜ気に入っているのかと言われれば、静かで便利で洒落ているという、当たり前の理由しか言うことはできない。Img_6580 けれども、特別な理由があるとすれば、博多の「大名町」にあるからだということになるかもしれない。Img_6568 黒田官兵衛が流行っていて、家臣の屋敷跡があちこちに標識が出ていて、興味深いということもあるが、じつはもっと現代的な理由だ。Img_6569 いつ来ても、都市の持つ活気が溢れていて、この一区画だけは、色々な店の集積の様子を見ることができるからだ。

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Img_6582_2 たとえば、洒落ているという事例として、あざといと言われようが、次のような事例も挙げられる。この泊まっているホテルのレストランには、大きな時計が掲げてあって、雰囲気を作り出している。よくみると、アンティークなどの文字が見えて、本当に古い時計なのかはわからない。けれども、朝食を取るレストランとしては、時間が明確にわかって余すところがないのだ。従業員の方に訊くと、かなり古くから使っていることだけは、確かなことである。

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朝早く、このPホテルを出て、ビルに囲まれた公園を渡って、天神の西鉄駅から各駅停車に乗って、トコトコと白木原駅へ着く。学習センターの入っているビルのある九州大学の筑紫キャンパスはここからJR大野城へ向かってあるかなければならない。大野城といえば、古代から防人たちの中心として働いて来たところだ。ちょっと掘れば、遺跡や遺構に当たってしまう地域として名高い。九州大学の門はとってつけたような、歩行者用の門だったが、そこから並木を辿って、落ち着いた緑の茂るキャンパスへ入る。

Img_6579_2すでに、数学のI先生、情報のK先生がいらっしゃっていて、少し遅れて、心理のM先生が到着し、学生課のKさん、福岡学習センターのT先生も現れて、学部の卒業研究説明会での準備も整えられた。説明会はサクサクと順調に進み、学生の方々もトクトクと質問を行って、無事終了した。今日一日は、このあと学食で昼食を済ませ、引き続きO先生や教務課のSさん、Mさん、学務部長のIさんが加わってきて、修士課程の説明会、博士課程の説明会と、これも面白い質問を受けたり、アドリブを効かせた受け答えを行ったりしながら、最善とは言えないかもしれないけれども、大方の満足を得るような結果であったと思われる。

Img_6591 全部を通しで行ったのは、もちろんセンターの職員の方々と、心理のM先生と、わたしだったのだが、我がことながらご苦労様でした。卒業生のTさんも佐世保から駆けつけてくださったし、またわたしの大学院科目を履修しているという方々も聴きにいらっしゃっていて、言葉を交わすことができたのはうれしかった。

Img_6592 それで、三つの説明会を説明している過程で、これまで迂闊にも見過ごしていたことに気づいたのだった。博士後期課程の論文指導が加わったことで、放送大学の教育方法の一つとして、これまでは鬼っ子扱いされていた論文指導が一貫したものとして、ようやく放送大学の教育システムとして確立された、ということではないかということである。放送大学は通信制の大学なので、対面指導ということが、副次的にしか扱われてこなかった。けれども、このように卒論、修論、博論と系統的に整備されるのをみれば、これはこれで付随的な教育課程ではなく、メインのシステムの一つであるということになるだろう。説明を行ってみて、ここの論文指導は重要だと認識はあったものの、このように系統的には、初めて自覚した次第である。改めて、「書く」という課程は、大学の教育の柱だと思った。

Img_6584 最後まで説明会で一緒だったM先生とも、博多駅で別れて、簡単な食事をして明日の取材に備えようと考えていた。今回は、週末にまともにあたってしまったので、出張で映画も抑制することにした。それで、短い時間を割いて、大名町にある自家焙煎の喫茶店を探し、そこでしばし今日の疲れを宥めることにした。Img_6586 ホテルの方に訊いてわかっていたつもりだったのだが、どうも教えられた場所には存在しないことがわかって、改めて探すことになった。

Img_6587 ほどなく、料理屋などが入ったレンガビルの二階の奥の奥にある喫茶店「F」を見つけ出したのだった。最初は、タンザニアとチーズケーキを注文し、今日一日を振り返った。そのうち、バックグランドにも女性ボーカルの心地よい音楽が流れ出したので、すこし長居して、明日のことを考え始めた。Img_6589 夜にもかかわらず、まだ寝る気分ではない、二杯目のコーヒーはコロンビアを頼むことになった。もうすこしこのゆったりした時間を過ごそうと思った。

 

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  • 坂井素思
    放送大学教員で、社会経済学領域を研究しています。