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2014/05/02

連休の途中で仕事を済ませる

Img_5539 朝から、これまでも何度も書き換えてきていた原稿に、再び手を入れる。今回、なぜ何回にも渡って、書き直す必要ができたのかと言えば、絵画でいうところの重ね塗りを行う必要ができたからである。もちろん、文章が拙いところはたくさんあるのだが、それでも、なんと言うのか、重層的な書き方を行うためには、すこし置いておいてから、書き加えた方が味の出る場合がある。と、もっともそうな理由を付けてみる。文章は、シンプルな方が良いというのは鉄則ではあるのだが、そこは人によって意見は異なるだろう。

Img_5544 妻が録画していたNHKのドキュメンタリーで、酒井田柿右衛門の世代交代を追究していたものを観た。寝台特急「ななつ星」に設置される蹲(つくばい)、というのか手水鉢(ちょうずばち)というのか、の制作過程を映していた。そこで最後の2日を残して、もう一度塗って、さらに焼き締める必要のある場面を撮っていた。全体がルーズになっていた絵を、もう一度塗って、火入れをすることで調整を行うとのことだった。僭越ではあるのだが、何となく同じだなと思った。磁器だけではなく、観念の制作でも、もう一度「火入れ」することはたびたびあるのだと思う。

Img_5540 こんなことをやっていると、なかなか連休中折れの鬱々とした気分は晴れない。今年の連休は、真ん中に数日仕事日が挟んでしまっているために、集中して休みの気分になれない。今日も、講義が挟まっていて、これを乗り切れば、なんとか無事に後半の連休に入ることができそうなのだが。

Img_5545_5 今日は、その準備に歩き回った。講義を終えて、まずは明日からのコーヒーの調達に走った。いつものコーヒー豆屋さんは、講義後の道筋にはない。そこでたびたび寄っている、大学帰り道の六角橋商店街にある珈琲専門店で「豆をください」、と言ったら、基本的にはこの店では豆は売らないのだと断られてしまった。あれほど、店で飲む珈琲にはバリエーションがあり、美味しいのだが、豆を売らないという店は珍しい。けれども、飲みにくる客への応対に徹しているという方針は潔く、専門店の名にふさわしい。珈琲の味の最初から最後まで、店の中で責任を果たしているということらしい。

Img_5548_2 それで、渋谷へ出たのだが、出口を間違えたらしく、なかなかコーヒー店の側へは行き着かない。いずれ、この辺のコーヒー店は深煎りで、苦み系の豆が主体の店が多い。そこで、思い立って、ツツジの根津神社を拝見するために、本郷へ出る。郵便局の横にあるM食堂で日替わり定食を食べる。

Img_5549 そして、ついでに、本郷のW珈琲店で、浅煎りの酸味系珈琲を求めることにする。都内にあって、浅煎りを看板にしている珍しい店だ。一軒置いたビルに、焙煎所を設けていて、新鮮さは申し分ない。豆もかなり期待できそうだ。コーヒーの豆にImg_5543 「火入れ」を再び行うことはできないが、豆を選んで、一度諦め、さらに違う豆屋さんをハシゴしたのは、初めてだ。選び直した成果を期待したいところだ。さて、明日から信州へ行こうと考えている。

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  • 坂井素思
    放送大学教員で、社会経済学領域を研究しています。