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2014/04/12

ガバナンス研究会を聴きにいく

Img_5267朝からよい天気で、桜の花も多様性を増しつつある。とくに、神奈川学習センターへ至る留学生会館沿いの桜並木には、緑青い花をつける桜や、八重の花びらの豪華な桜が咲いていて、かつての勤務先を想って、懐かしい。ただ、風が冷たくて、花には良いのだろうけれども、低血圧気味のわたしの身体には、ちょっと響く、と柔なことをつぶやいている。


Img_5264午後から、退任なさったA先生が主宰するガバナンス研究会が、近くの神奈川学習センターで開かれる。センター所長のI先生と新潟県立大のT先生の講演で、A先生がコメンテーターを務めるという趣向で、役者が揃っている。これを見逃す手はない。

Img_5260会場に着くと、副学長のK先生も、幕張に研究滞在している雲南省からのF先生と友人を同伴して、出席なさっていた。また、神奈川学習センター所属のHさんやKさんとも久しぶりにおしゃべりができた。わたしたちの比較地域研究会からも、Yさんが参加していた。

Img_5263ガバナンスという言葉を巡っての議論がたいへん面白かった。I先生は、国際開発の立場から、T先生は地域政策の立場から論じていて、ガバナンスという言葉に含まれる柔軟で、幅広い議論が総覧できて楽しかった。A先生の議論総括でも、ガバナンスの中核的な概念の確認ができてたいへん有益な研究会だった。思えば、今から十数年前に放送大学の大学院ができるので、当時社会学のF先生がsocial governanceという言葉を持って来てから、ようやくこの言葉が放送大学の中に定着したといえる。当初は、ガバメントからガバナンスへという、「統治」の意味で使われていたが、次第に、もっと柔らかな「社会経営」という言葉になっていったと思われる。


帰りに、I先生から、このような地域中心の研究会を、放送大学の中で盛り上げたいという提案があり、わたしも賛成した。さて、どのような方法を考えようか。



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プロフィール

  • 坂井素思
    放送大学教員で、社会経済学領域を研究しています。