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2014/02/08

二十年ぶりのビュウビュウ大雪

0205 昨日、幕張から都内を経由して、横浜に帰って来た。JRでは、何ともなかったのだが、私鉄各社は「明日の雪で、間引き・電車編成の変更があります」とかなり確信を持った車内放送を行っていた。

0205_2 それで、急遽大学院ゼミの方々へメールを出して、中止があり得るとの知らせを行った。返信の反応は良かったのだが、何人かからは返事がなかった。とりわけ、遠隔地からの方々はすでに都内入りしていて、メールを受け取れない可能性がある、ということもあったので、結局は完全な中止はできないとは思ったのだった。

0205_3 朝の7時のメールでゼミナールの中止か否かを通知することにしていた。朝にはすでにみぞれ風の雪が降り始めていた。これならば、大した被害にはならない、とは思ったのだけれど、一日中降り続くという予報が出ていて、帰路の確保が不確実だった。それで、結局はゼミ中止(これはゼミの歴史では、震災の時以来の出来事だった)のメールを朝出したのだ。0205_4 この時点では、このあとあれほどの大雪になるとは、誰が予想したであろうか。とはいえ、今回は予報した気象庁に感謝しなければならないだろう。各社の電車運行状態も、朝の7時には正常状態だったのだから、中止というには勇気が要ることだった。

0205_5 7時の時点で、九州から参加のKさんなどからの返事がなかったので、これは何人かはゼミに出席してくると思い、こちらも早めに東京文京学習センターへ出かけることにしたのだ。途中から、雪が本格的になって来ていて、肌をさすような、ひりひりした雪の感触を楽しむ。電車から見る屋根にも、さらさらとした雪が降り積んでいた。苦労している線路の脇の保安員の方々を横目で見ながら、何となく気分は高揚してくるから、まだまだ子どもの頃の雪の感性をもっているのだと確認した。

0205_6 着いてみると、ふたりの方がいて、さらに修了生のH氏も出席して、ウェブ会議でひとりが参加したから、いつもの10名を超えるゼミが、今日は4人ではじめることになった。ゼミは、そろそろ自分の発想を鍛える段階に達していて、ユニークなアイディアが次から次からサクサクと出てくるが、まだまだ磨かれていないので、どこまで使い物になるのかは、未知数だ。不思議なことに、未知数のときの方が、どういうわけか、気分には楽しみが残っている。

0205_8 ゼミ室の気温は、省エネで24度に集中的に管理されているとのことで、エアコンから吐き出されてくる空気は、冷房の風かと思われるほど冷たい。思わず、オーバーコートを着込んで、手をさすりながらのゼミナールとなった。以前にも、このような体験があったな、とH氏と話しながら、ゼミを進めた。

0205_9 午後1時頃には、3人の発表が済んだ。事務室へ報告にいくと、札幌からいらっしゃったD先生と先生のゼミナールに会う。「都会の雪には、やわですな」と言われてしまった。札幌と比べられたら、たしかに東京の施設は脆弱だと思われる。家0205_11 の中も、札幌のほうが暖かいのではないですか、というと、ぼくは厚着して省エネしています、というお答えで、さすがに慣れていらっしゃると感心したのだった。

0205_10 じつは帰り道が遠かった。とくに、京急電車が蒲田あたりで、止まってしまった。前の電車が詰まっているそうで、後ろからも後続電車が迫って0205_12 来たのだった。窓の外の斑模様の景色が、自然が泣き出したように思えて、ガード上に残された白い世界をしばし楽しんだのだった。

0205_13

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  • 坂井素思
    放送大学教員で、社会経済学領域を研究しています。