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2014/01/21

武雄温泉にたっぷり入る

0120_9 昨日、思い出したことがあった。武雄温泉駅の特急の次の停車駅が有田であり、その昔やはりテレビの収録で、有田の今泉今右衛門窯を取材させていただいたことがあって、ビデオ録画が一日かかるということで、前の晩に1泊したのが、この武雄温泉だったのだ。しかし、泊まったところが、山の上の高級そうなホテルだったので、つい思い出すのが遅れてしまった。

0120_10 それで、武雄温泉の中心には寄ることなく、有田へ出てしまっていたのだ。昨日、図書館から帰ってから、宿泊所の方に聞くと、歩いて15分くらいで、一般の人でも入れる大浴場があると言うことなので、すでに10時を回っていたが、とぼとぼと温泉へ向かった。温泉街へ入ると、両側に武雄焼きの店屋や、革工房などがならんでいて、現代を見通したような癒し屋や、ダンススタジオなどもあって、昼間の活気を想像させる町並みだった。

0120_11 桜門と武雄温泉新館に到達すると、そこは竜宮城を思わせるライトアップがされていて、温泉街の活況さが伝わって来た。地元の人びとが車で駆けつけて来て、次から次へと元湯温泉へ入っていく。大衆浴場として、営業しているのだ。期待通り、お湯は匂いがなく、入ると肌がつるつるしてくる温泉質だった。露天風呂も併設されていて、温泉趣味が堪能できた。つい、1時間ほどたっぷりと、温泉疲れが心配になるほど、浸かってしまったのだ。

0120_12 次の日は、9時から図書館が開くので、それに間に合うように出かける。どのような人びとが午前中に利用するのか、興味があり、着いてすぐ、館内を見て回る。朝のコーヒーを飲みながら、原稿に向かい、基本的な資料が手元におくことができるという環境は、望みべくもないものだ。比類ない状態が午前中には存在する。

0120_13 毎年、卒業研究や修士論文の最後の1週間は、どこかに籠って論文を仕上げることを学生の方々へ進めている。ここに、選択肢がもう一つ広がったと言ってよいだろう。この武雄温泉では、図書館に9時から夜の21時まで、たっぷり籠もり、夜は温泉に浸かって、頭痛と肩の凝りをほぐし、一日を論文につぎ込むことができる環境にある。あとは、都市が好きか、人里離れたところが好きかの違いはあるとしても、ここはまぎれもなく、このような候補のひとつである、と確信する。

0120_14 論文の書き方で、ひとつは緊張関係が重要であり、しかしもう一つは、やはり弛緩関係をいかに保つかが重要なのだ。

インタビューは、武雄市教育委員会のN氏にお願いしていた。図書館の近くにある市の文化会館で、0121_2 こちらも1時間たっぷりと、今回の武雄市図書館の試みについて聞くことができた。大学の授業に使うインタビューなので、問題点にも踏み込んで答えていただいて感謝している。0121_3 そのあと、再び図書館へいって、コーヒーを飲んでしばし黙考する、そしてまたまた、読書する時間を楽しんだのだった。

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  • 坂井素思
    放送大学教員で、社会経済学領域を研究しています。