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2014/01/02

いつもながらのお正月

0101 元日に妹夫婦と母の家に集まって、二日目に初詣に出る、という三ヶ日の生活パターンが定着している。

0101_2 今回も正月料理を楽しんだ後に、フランス菓子ガレットによる今年の運勢をみるのだが、そのガレットでの当たりを引き当てるまでが、大変だ。「Dobon」ゲームに勝たなければならない。このところ、わたしのゲーム成績は世相を反映して、長期低迷を続けていて、日本経済的な衰退様相を呈している。ビリやビリから二番目をここ数年保っていて、完全に駄目というわけではないが、比較すると明らかに低迷しているという具合だ。ひとつひとつのゲームは、それなりに駄目とはいえ、最低戦を保っているのは確かなのだが、全部をまとめてみると、停滞が目立ってくるという状態である。

0101_3 それで、結果として、ガレットの順番は後の方になる。ここでは、アベノミクス的な一発逆転を狙うこともあり得るのだが、じつはこちらもわたしに限っては、現実と同様低迷している。今年は母がガレットのフェーブを引き当てた。ゲームでは最下位だったから、0102_4 明らかに大逆転も良いところだ。現実の世界も、このようなことがあれば面白いのだが、ゲームの世界と現実の世界とは脈絡がないから、ゲームが成り立っているのだ。

0102 二日目の初詣は、母と娘と一緒に、近くのK神社へ行く。年々、参拝客がふえているらし。参道の整備は、昨年同様に、進んでおり、何やら定型のお参りを行っているような気分だ。今年も気になったのは、方位厄で、これによるとそろそろ、わたしの厄も最後の部分へ近づいているようだ。

0102_2 つまり、初詣の意味にどのようなものがあるのか、といえば、もちろん上記の方位厄などの宗教的な意味があるのだが、不信心なものにとっては、それ以外の目的がじつは大きい。ひとつは将来の問題であり、もう一つは過去の問題であり、それからさらに、日常の現在から離れて、ちょっと非日常を目指すのが、初詣の意味だと思われる。ちょっと大雑把なくくり方だが。

0102_3 今年も、ドラム缶の焚き火に当たりながら、前を行きかう人びとを眺め、自分のこの一年を考える。ここで甘酒が出てくるというのが、微妙なところだと思われる。好きなコーヒーでも良いと思われるのだが、そうも行かない。0102_5 甘酒か、清酒かというのが、たとえ信心が薄くても慣例にしたがうのが相場だ。という、いつもながらのお正月が過ぎていった。

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  • 坂井素思
    放送大学教員で、社会経済学領域を研究しています。