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2013/08/12

今夏の野菜尽くし

0813 今年の夏も、ごちそうはやっぱり野菜だ。毎年いただいているT家からの野菜は、今年も最高だった。生野菜で良かったのは、楕円形のミニトマトで、今年の一番だった。ビーズを並べたような、この艶やかな色と形は、何とも言えない。0813_2 見た目にきれいなことが、田舎に来て食べる野菜の効用だといえるし、その通りの味がするのだ。

もちろん、歯ごたえは良い。また、何よりも味が濃厚なのだ。なぜ楕円形なのか、と考えるに、真ん丸だったトマトをさらに枝に付けていたから、重力の法則で楕円形になったのではないか、などと想像力だけは逞しい。0813_3 もちろん、そんなことはなく、品種のおかげなのだとは思われるが、しかしここは、そう想像させるような魔力が潜んでいる。

0813_4 バスで田園を走っていると、時々青々とした田畑のなかに、蜘蛛の巣を幾重にも貼ったような虫食いを思わせる畑に遭遇する。葉や茎がすでに枯れても、実だけを畑に晒して、熟させているトマト畑だ。これだけ、太陽の光を浴びれば、甘くもなるだろうと思ってしまう。ハウス栽培とは違った、地物のトマトの味がするのだ。

0828 トマトの栽培は意外に難しいらしいのだが、このビーズのようなトマトもそうなのだが、このところ珍しい形、色をしたトマトがたくさんあり、眼につくようになった。0828_2 近くにある温泉の店先には、100円均一の無人の野菜売り場があって、近くの農家が名前入りの野菜を置いている。新鮮さが第一で、今朝も茗荷の新しいのが入っていて、早速購入した。これで、冷や奴を食べると格別なのだ。

0813_5 T家からは、漬け物もいただいた。いつもは雑談をしながら、これらをつつくのだが、今年は話す時間がなくて残念だった。それで、90歳になる伯父さんが持って来てくださったのだ。0813_6 うりの漬け物の香ばしさ、なすの漬け物のこの色にはほれぼれしてしまう。一日もすれば、器が空になってしまうほどだ。

0813_7 他にも、インゲンの茹でたものは、酒のつまみに良かったし、うりの粕漬けも美味しかった。0813_8 なすは、どのような料理でも良いが、味噌を付けての焼きなすは、皮がついても、皮を剥いてもどちらでも旨いのだ。もちろん、タマネギも瑞々しかった。それで、T家からい0813_9 ただいたジャガ芋とこのタマネギで、肉じゃがが定番として作られて、もう野菜づくしも最高潮に達したのだった。

0813_10 今年は、珍しく大茄子が手に入った。これは、最初はお供え用ではないかと思ったりした。それは、夏に出る小さな青リンゴがあって、果物屋の0813_11 店先に置いてはなくて、お供え用に売っているのだ。しかし、こちらの茄子は、立派な食用であり、天ぷらにしたところ、肉厚で歯ごたえある、しかも味が濃い茄子そのものだった。

さて、こうなってくると、落ちが難しくなるのだが、信州が男女ともに長寿県になった、という報道があった。0813_12 通常挙げられるのは、健康診断などの予防が集団で行われていたことが挙げられるのだけれども、これらの野菜を見ていると、もっと自然な理由で、長寿が成就されているのだ、と思われてくるのだった。

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  • 坂井素思
    放送大学教員で、社会経済学領域を研究しています。