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2013/07/14

最高気温が35度の中で、ゼミを行う

0714 大学院ゼミナール合宿の二日目である。今日も、外では最高気温が35度になることが予想されている。すでに、7時のニュースで28度が報じられており、放送大学のセミナーハウスの3階は、廊下に出ることさえ、避けたい状態になっているので、35度は確実だろう。

0714_3 ゼミでは、暑さの話をすれば、ふつうは異常だということで、共通の話題になるのだが、これほど日本各地で同じ現象が起こっていると、いまさらその話題を言っても、日本全国から集まってきている人びとには、ヒットしないのだった。

0714_4 30名にものぼる発表は、学会の一つのセッション並みの本数だと思われる。ところが、話題の多様性について見ると、一つの大きな学会をはるかに超えていると思われる。経済分野のなかでも、農業から始まって、鉱業、製造業、サービス業に及ぶ広範囲の産業事情をカバーし、さらに国際的な幅の広さを見ても、日本はもちろんのことで、欧米やアフリカ、アジアに及ぶグローバルな範囲を保っているというのか、問題としている。

0714_5 これで、何かが生まれるのか、が問題となるのだが、話し合っているうちに様々な意見がでてくるところが不思議でもあり、毎回期待している点であるのだ。時間を限らなければ、いつまでも止まることがない。中には、人気のないテーマもあるが、それはそれで一つの評価として受け止めてなくてはならないだろう。

0714_6 今回明らかになったことがあった。一人の観点と集団の観点とどこが異なるのかという点である。たとえば、ある発表者が問題とするところには、二つの論点が重なってあるのだが、うまく繋がらないところがあって、そのとき誰かが、切り離してみたら、という。本人の論理からは、なかなか固執しているところがあって、0714_7 それを削るという感覚は展開できなかったのだが、言われてみれば、そうかもしれない、ということになる。脇でみていると、これらの応答は、何か専門的な知識から生じたのではなく、話し合いの中から生まれたことなのだ。それも、削ってみるという発想は、本人からは出てこない場合が多い。

0714_8 この辺が集団で行うゼミナールのメリットと言えるかもしれない。これだけ多様な考え方や意見が存在するのも、他の先生方や先輩たちが蓄積していった過去の経験があったからだと考えている。昔ならば、これは社交辞令まがいのものだったけれども、0714_10 今日は決してそうではなくて、もちろん中には誤っている考えが含まれていようとも、話し合いの要素としては、欠くべからざるものだと言えるのではないかと考えている。

0714_11 恒例の懇親会にも、先輩たちも駆けつけてくださって、盛会だった。いつものH中国料理屋が会場だった。最初のビールを飲み干す姿が美しかったのは、頑張った勲章のようなものかもしれない。つまみに出て来たものが、枝豆だったので、なんだと口に放り込むと、なんと味付けがHらしいものだった。山椒と八角で味付けされた枝豆だった。つぎの香味のイカとゴウヤの炒めも素晴らしかった。続いて、青菜と鶏肉の炒めも美味しかったし、マーボ豆腐もちょっと違って、薄味なのだが、渋い美味しさが出ていた。

0714_12 すっかり紹興酒で酔ってしまったのだが、あちらこちらの席にお邪魔して、合宿の醍醐味と、Hの料理を堪能したのだった。世間を忘れて、3日間籠もりきりで、議論にすべてを費やすのも、あと1日を残すのみとなった。

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プロフィール

  • 坂井素思
    放送大学教員で、社会経済学領域を研究しています。