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2013/06/22

滋賀学習センターへ来ている

0622_2 滋賀学習センターへ来ている。朝、宿舎の窓から、日の出を見た。目の前に湖が広がり、その奥のほうから、茜色の雲が動いてくる。昨日の嵐のような雨が上がって、今日は天気が持ち直すのかもしれない。この劇場のような湖面の輝きと雲の色の変化に見とれて、朝食の時間を忘れるほどだった。

0622_3 びわ湖の東側にあるJR瀬田駅で降りて、学生たちでいっぱいのバスに乗り、ずっと東に連なる山のほうへ入っていく。この辺の丘陵には、古代から戦国時代に至るまで、歴史の教科書に登場してきた地域がある。

0622_4 甲賀や伊賀に通ずる、映画「忍びの者」をよく見てきた世代にとっては、神話的な地域である。また、信楽に通ずる方から見れば、焼き物の世界がこの奥にあるんだな、ということも気になってくるところだ。あとで、クラスに出ていた物知りの学生さんに聞くと、東海道と中山道の交差点だということだ。

0622_5 高速道路を垂直に超えて、さらに山の中へ分け入ったところにR大学があり、レンガタイルの重厚な低層の校舎群が調和を見せながら、並んでいる。正門から右手の一番奥に、放送大学の滋賀学習センターが一階部分を占めている。講義室もエントランスもゆったりしている。大学の中の恵まれた環境にある。

0622_6 今日も早く着いてしまったので、R大の図書館を左にみて、大学の中核部の一号館に入り、その後ろにある礼拝堂を経て、学生会館あたりを散策する。すると、ちょうど9時になり、音楽が流れてきた。それが賛美歌に聞こえてしまい、礼拝堂の前にいたこともあって、ちょっとドアを押して、開けてみようとしたのだが、やはり開かなかった。R大は西本願寺の系列の大学であることを改めて確認した。仏教音楽の声明でも、流れてくれば、合っていたかもしれない。

0622_7 学生食堂もまだ開いておらず、土曜日ということもあって、学生たちもちらほらとしか、見ない。仕方がないので、学習センターへ向かう。

0622_8 台風4号が通り過ぎるというので、また「雨男」の称号にはくが付くと言うことで、講義の出だしを行おうと考えていたのだが、すっかり目論みが外れてしまった。午前中曇っていた空も、なんとか暗いながらも、授業中の最後までもってしまったのだ。

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今回のクラスは、「多元的」という形容詞が適当な、あらゆる層から質問が飛んでくるクラスだった。通常のクラスでは、質問の内容までは統制できないにしても、おおよそ講義の進行のとおりに行くのだが、今回のクラスでは講義の進行より早くに質問が出て、進行の動きがとてもスムーズで、自然に進んで行くので、たいへんやりやすかった。

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講義は予定通り終わり、疲れている学生さんたちには酷だったかもしれないが、いつものように明日までの宿題をたっぷりだした。瀬田駅から膳所駅に出て、途中シネコンの前を通ったので、映画の番組表を見たのだが、残念ながら見たい映画はなかった。それで、恒例の出張中の映画は今回果たせなかった。

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夕飯は、琵琶湖畔の「なぎさカフェ」まで行って取った。4軒並んでいる中の向かって一番右にある、オーガニック料理の店「N」に入った。湖畔の夕暮れで、空が黄昏れていく中で、1日の終わりを感じながらの食事となった。

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このカフェ群の取り柄のひとつが、前の湖岸をとおる散歩客の道から、芝生の空間で距離を取っていることである。湖岸からは離れるが、手前の空間と湖の空間が相乗効果をもたらし、贅沢なゆとりを感じさせている。ここを設計した人は、この大胆な空間の使い方にかなり苦労したはずだ。

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たそがれるには、みんな一人か、あるいはカップルで来るのかと思うと、どうやら一人客はわたし一人で、カップルも表にはあまり出ないらしい。多くは友人同士が多かった。1日の反省を終え、びわ湖ホールの隣りにある湖畔の宿へ戻って、明日に備えた。

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  • 坂井素思
    放送大学教員で、社会経済学領域を研究しています。