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2013/05/16

カフェGのチーズケーキは数ヶ月に1回は食べたい

Photo_2 5月の連休明けから、空は青く、風は清々しいのだが、学期の中間ということもあり、気分はちょっと下降気味だ。昼に快晴だったが、心を見透かされたように、午後から夕方にかけて、空がにわかにかき曇り、激しい雨になるパターンが繰り返されている。今日もまったくそのパターンだ。

Photo_3 戸山公園を抜け、バラ園の黄色の花を横目で見ながら、公園口からW大の構内にはいる。公園から大学への連続性は、素晴らしいと思うが、これがまったくの偶然だとは思われない。この細長く続く公園の両側には、公的な領域が広がっていて、大学や中学校、さらに都や区の施設など、公的機関が並んでいる。だから、この辺一帯が、広大な土地所有のもとにかつてあったことを想像させる。

尾張藩の下屋敷で、別邸として利用されていたらしい。さもありなん。山あり、池ありのかなりの規模の庭園があり、それをめぐって歩く事ができたようだ。いまでも、その痕跡は明瞭だ。ちょっとした丘があるのだが、これらも江戸時代からの人工物である可能性がある。池や川もほとんどが自然にみえるが、人工的な細工がされているらしい。

ここまで、分断され切り刻まれてしまっていると、これほど利用されている事を喜ぶべきか、それとも、昔の姿に戻ってほしい、と憂うべきなのか、ほんとうにわからなくなってしまう。惜しいと思われるのは、ちょっとずつの切り売り状態の小さな開発に終わっていることだ。もっと早く判断すれば、小石川植物園ほどの庭園がもう一つ生き残ったことになったのではないだろうか。

516_7 演習「現代人と職業」授業の中間点を過ぎようとしていて、学生たちも授業スタイルに慣れてきているようだ。毎回、違う職業を取り上げて、学生のコメントとわたしのコメントを組み合わせて、さらに学生たちが丁寧な議論を積み重ねてきている。

516_6 次の職業が、何の職業だか当ててみることも簡単にできてしまうだろう。今日取り上げた職業の特徴は、社会の中で「基礎的」で、「利益を生まない」という性格を持っていて、「中立的」かつ「公平性」を目指さなければならない、そして「常識的」で「新しさ」が求められるわけでもないというものだ。さて、どのような職業でしょう。学生たちの印象をホワイトボードに書き付けてもらった。その結果の文字を拾ってみた。

演習が終わって、いつもはグループ討論の議長たちから結果表を集めるのだが、今週はどういう訳か、学生たちが立ち去るのが早く、2名ほどから回収できなかった。仕方がないので、あとでメールでお知らせを回し結果表を回収する事にしよう。

Img_8209 演習室を出るころには、予定されていたように、にわか雨が落ちてきた。それにしても、気温が高いので、喉が乾く。O先生の研究室を訪れる。ちょうどタイミングよく、冷えた水を購入なさっておいたそうだ。しばし休憩したのだが、やはり甘い物が欲しくなって、カフェGへ向かう事にする。ここのチーズケーキは、数ヶ月に1回は食べたくなる。

516_10 今日は、家の話となった。なんだか、縁台将棋ではなく、縁台雑談じみてきた。このところ、我が家の雨漏りがひどくなったので、家を改修していたのだが、それがようやく済んだ話をすると、直ちに、住処の話へぐっと入っていくのだった。老後の住処はどうするのか、というテーマは、二人ともそろそろ身近な問題となっている。子どもたちが出て行ったあと、夫婦だけの住処になりつつあるのだが、スペースに余裕が出来るようで、じつは家の宿命で、色々な物が埋まってしまって、重層化した生活から抜け出す事ができないのだ。家自体が、まだまだ住む人たちを諦めていないのだ。

Img_8217_2 O先生の家には生け垣があり、息子さんが就職して家を出たので、ここの刈り込みはご夫婦でやるそうだ。それがどの程度までやるのか、というと、5~10メートルほどあって、上にピンと糸を張って、すっと揃えるところまで、徹底するらしい。わたしも少しは経験があるが、ここまでは無理だ。3メートルが限度で、たとえ腱鞘炎を覚悟していたとしても、それ以上剪定鋏を開閉する事はできないし、ましてや、糸を張るほどに揃えるところまでは到底できない。これは、ご夫婦でやるからそれだけのことができるのだと確信した。やはり、何事においても、多少の強制は必要なのかもしれないのだ。もちろん、この強制は家自体が住む人を諦めていないから、生ずるのだと思われるし、家刀自がなせる技だとも思われる。

Img_8220 帰り道、通りすがりの人びとが立ち止まって観ていた花がある。たぶん、シャクヤクではないかと思われる。遠目には、大きな花弁のバラのようにも見えるのだが。

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  • 坂井素思
    放送大学教員で、社会経済学領域を研究しています。