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2012/08/13

T家を訪問して、野菜をたくさんいただいた

813いつもは、O町に着いてすぐ、夏のご挨拶をしてから、山の奥へ登って行くのだが、今年はこちらの体調が悪く、途中で寄って行く元気もなかったので、数日間家にこもって体調を整えてから、T家を訪問した。今年は、母と娘が一緒だった。玄関で、洋鵡のヨウノスケ君が出迎えてくれて、逆さになったり、横を向いたりして、ポーズを取ってくれた。

813_2お嫁さんであるJさんお手製の、お茶の添え物が、いつも洒落ていて、楽しみなのだ。今年とくに目立ったのは、とりわけ大きな梅煮である。これまでも、何度かご馳走になったが、とくに今年のものは見た目にも洗練されていて、しかも、美味しい。

814_2大きな丸さ加減というのが、この写真ではわからないかもしれないが、ガラスの皿をはみ出しそうに、プアーット膨らんでいるのだ。この外見からすると、あまり煮込んでなく、青梅そのままに見えてしまうかもしれないが、さにあらず、中はグジュッとしていて、ジューシーで透明の果肉がパンパンに詰まっている。

815娘は、煮込んであるのになぜこの色が出るのか、と質問していて、台所まで立って行って伺っていた。秘伝があるに違いない。聴いてみると、なるほどということになるのだが、秘伝というのは、当たり前でしかも決定的なものなのだ、と知ることになる。

814もう一つ、上品な味だったのは、夕顔で、冬瓜と夕顔との見分けがつかないわたしには、褒める資格は無いのかもしれないが、薄味でとろけるような餡かけが、夕顔の透き通るような果肉にちょうどよくあっていたのだった。こちらは、賞味しているうちに、写真を撮るのを忘れてしまうほどであった。(右上の写真は、娘が作り方を教えてもらって、あとで作ったものだ。)813_3いつものように、たくさんの野菜をいただいて、帰路に着いた。

813_4家の前で、迎え火を焚いた。陽が落ちると、ここの100メートルの範囲で、街灯が1本だけ、という地区なので、真っ暗になるのも早い。813_5その分、都会で火を見るよりも、その火が闇のなかで踊る様も強調されてきれいだ。

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  • 坂井素思
    放送大学教員で、社会経済学領域を研究しています。