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2012/07/18

神話の世界から人間の社会へ戻って、気力だけが空中を舞っている

Photo朝起きると、顔がひりひりして痛い。昨日の太陽は、尋常ではないと思ったが、これほどの影響を与えているとは思わなかった。気温があがったことよりも、陽に焼けた皮膚が問題であったのだ。

Photo_2それで、例によって、雨傘を日傘に仕立てて、炎天下の道を大学へ向かった。それでも、傘の布を通して、暑さが突き刺してくる。大げさだと言われるかもしれないが、幕張に至る道路のコンクリートがむき出しのところは、特に厳しいチェックを受けることになった。

Photo_3午前中は、出張の報告を書いたり、雑談をしたりして、出張で身についた旅のゆとりを落とし、次第に仕事用の心の準備を行うことにする。昼はいつものHで、茄子と挽肉のピリ辛炒め。この暑さにぴったりと合ったメニューだった。

この合宿のまえに、準備を終えていたのだが、放送大学の先生方の発表会のような会があって、当番で当たっていた。ほんの15分ほど話せば良いだけだったので、気楽に臨んだ。ところが、会場は冷房が効いていたはずなのに、話し始めて、五分の一ほど進んだときに、身体の変調に気づいた。

いつの間にか、体中から汗がどおっと、吹き出して、心中を反映して滝のような汗の嵐が顔から身体全体に渡って吹きすさんだ。身体中からよくもこれだけの水分が蓄えられていたな、と思えるほどに、汗が集計されて出てきた。

以前にも一度だけ、このように心臓がバクバクとしたことがあったので、ほとんど動揺はなかったのだが、それでもこのようなタイミングで出て来たことにおどろいた。それで、若い時であったならば、動揺が激しいので、すぐ会場の外へ出てしまうところなのだが、今回は騙し騙ししているうちに、何とか凌ぐことができたのが、喜ばしいことであった。いつもと比べて、言葉は貧弱であったとは思われるが、それでも成功ではないかと思われる。

Photo_4年を取るということは、こういうことではないか、と思った。疲労の蓄積が、夢のごとくに目の前を過ぎていく。それで声を発しようと思うのだが、実際には、老人だけの体力しか出すことができない。かといって、それで完全に駄目になってしまうこともない。気力だけが、空中を舞っているのだ。

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プロフィール

  • 坂井素思
    放送大学教員で、社会経済学領域を研究しています。