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2012/07/14

島根での転地ゼミナールは、成功するか

14朝、羽田空港を発って、米子空港に着く。この境港のシンボルになっているのが、水木しげるのゲゲゲの鬼太郎だ。それで、空港に鬼太郎が来て、出迎えてくれた。子どもよりも、若い女性に人気だったのはなぜだろうか。

14_2その鬼太郎の一反木綿に乗って行ったら、さぞかし素晴らしいだろうと思える道を松江へ向かう。空港からすぐのところに、中海が広がっており、穏やかな水面で迎えてくれる。17これを上から見下ろすくらい、高い大橋がかかっていて、眺望が素晴らしい。陸があって、湖があって、さらに、陸があり、海がある。その湖水の北側をぐるっと回っての道だ。

14_3そこには、ヤマタノオロチや因幡の白うさぎなどの神話が、ほんとうによく似合う。この土地には、神々降りてくるということを想像する人びとが出てきたとしても不思議ではない。いかにも、水の中から、陸を超えて、神々がやってきそうな神秘的な雰囲気だ。自然の魅力は十分ある。この不思議で豊かな雰囲気は、きっとゼミナールに良い影響を与えることだろう。

街に入って来ると、城下町特有の曲がりくねった道が続く。川や河や運河が幾重にも重なっていて、さらに、宍道湖や湖をつなぐ水路が通っている。松江城は、水で守られた要塞だ従って、橋は昔、かけられていたものは敵を寄せ付けないために、少ないそうだ。それでも、遊覧船が通る時には、頭を橋にぶつけない工夫が必要だそうだ。

14_4駅に着くと、島根大学行きのバスを待っているT先生に会う。バスの中では、年配の方が親切にも、わたしたちの疑問に答えてくださった。このような転地が効いたのか、多くゼミ生がアイディアを揃え、整えてきて、聴いていて楽しかった。14_5身体の転地療養ということに匹敵する、頭の転地療養になったのではないだろうか。もっとも、転地療養が必要なのは、年を取ったわたしの頭の中であって、それが働き出すには、しばらく時間がかかってしまった。

14_6夜は、宍道湖の七珍料理を食べに繰り出す。海の幸と川の幸とが両方楽しめる、ということだ。シラウオ、エビ、ウナギ、そして、シジミなどがずらっと並んだ。14_7もっとも、予算の関係もあって、少しずつだったが、その他に、七珍の一つではあるが、特別にスズキは何とか焼きという、紙で包んだ蒸し焼きのものが出てきた。

14_8酒は、松江地元の醸造で、Yという純米と大吟醸のものをいただいた。偶然だったが、宿舎へ向かって歩いて帰る途中、大きな河を渡って、飲屋街を抜けて行こうと、ふと上をみると、そこにはYの醸造元があったので、びっくりしたのだった。14_9良い会話を楽しんだ一日となった。14_10明日のゼミにも、期待したい。

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  • 坂井素思
    放送大学教員で、社会経済学領域を研究しています。