« 集合意識は、どこで育まれるか | トップページ | 「詩仙の間」に座し、K書店で本を渉猟して、読書会を催す気力を養った。 »

2012/02/28

トランクをゴロゴロと引いて、東福寺近辺を歩く

Photo京都駅の南のほうには、いろいろな風景があるらしい、といつもの大学での雑談の中での聞いていた。ということもあったが、じつは旅に不確実なことは付きもので、京都駅に12時38分に着くことはわかっていたのだが、40分発のバスがあり、間に合わないなとは思っていたが、バス停へ急いだのだが、案の定すでに姿はなかった。

Photo_2そこで、宿のある出町柳まで京阪電鉄に乗るために、東海道線の線路に沿って、山科方面へ向かって歩き出した。たぶん、いずれは京阪線と交差して、そこに駅が出現するだろうと目論んだのだ。

Photo_3とは言え、トランクいっぱいに、40冊ほどの本を持参しているので、ちょっと無謀な気もしたが、やはり旅で歩きたいという気分に負けてしまった。殺風景な長屋や、資材置き場が並ぶ街を、ガラガラとトランクを引きずりながら、散歩を楽しむ。

Photo_4京都駅から京阪へ出る人は、JRで一つ戻って、東福寺で京阪線に乗り替えるらしい。歩くような暇な人は皆無らしい。途中、京都に来たな、という感慨を新たにしたのは、鴨川に突き当たり、河岸を歩いた時だ。もちろん、上流で見られるような自然の土手は、京都の南では失われていて、コンクリートで覆われてはいるのだが、これが上流に繋がっているのだと想像するだけで、朝に横浜にいて、今は京都なのだなという不思議さに、何の変哲もない景色なのだが、ついて回る想像力の違いが付け加わるのだ。

Photo_5ゴチャゴチャとした街並みをかき分け、なぜ同じような道が何本も存在するのかを想いながら、東福寺駅近くに出ることができた。途中、二回ほど道を訊いたのだが、最初のご夫婦はベストアンサーを探ろうとしてくださり、連れて行ってくださる勢いだった。単なる散歩者ではないことを感じさせる方々であった。二番目に訊いた人は、地元の人で、いかにもここが複雑な道筋を保っていて、口で説明することが困難な街であるのかを悟らせてくださった。近くに行ったらまた聞いてください、というアドバイスを受けたのだった。

Photo_6やはり、寄り道は必然なのだが、ビビンバの素敵な店が目の前に現れた。喫茶店風でもあり、落ち着いてランチを取れそうだ。それに、そろそろトイレタイムである。京都の家らしい、奥まったところまで歩いて行って、素敵なトイレをお借りした。

Photo_7あとは電車で一直線だった。宿舎について、届いていた段ボールいっぱいの本と資料をベットの上に広げて、一週間のメニューを練って就寝した。

« 集合意識は、どこで育まれるか | トップページ | 「詩仙の間」に座し、K書店で本を渉猟して、読書会を催す気力を養った。 »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/173786/54292568

この記事へのトラックバック一覧です: トランクをゴロゴロと引いて、東福寺近辺を歩く:

« 集合意識は、どこで育まれるか | トップページ | 「詩仙の間」に座し、K書店で本を渉猟して、読書会を催す気力を養った。 »

社会経営研究配布中

  • 2015study

社会経営ジャーナル配布中

  • 2015journal

開いている講義    「社会的協力論」

  • cooperation

「音を追究する」第13回・第14回

  • art

「多様なキャリアを考える」第2回・第3回・第4回

  • cooperation

「グローバル化と私たちの社会」第11回

  • cooperation
2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ

Recommend

プロフィール

  • 坂井素思
    放送大学教員で、社会経済学領域を研究しています。