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2010/01/10

勤めながらの研究会

面接授業の二日目である。今回は、去年と違って、A先生が正式に講師として加わり、インターネットを通じたコミュニケーションについても講義を行っていただいたので、健康と地域と、さらにこれらを結ぶ関係についてもはなすことができた。盛りだくさんの内容となった。

このようなときには、まとめが大変だが、学生同士の話し合いもうまく行き、よく言えばオープンな講義ができたと思う。実験的な試みだとはいえ、内容の7割程度は尻あがり的に達成できたのではないかと思う。

最後は、先生方がまとめを行い、沖縄にいる先生方への拍手をもって、両センターともに無事終了することができた。

成績をつけて、早々に学習センターを失礼して、品川へ向かう。じつは放送大学大学院の卒業生のYさんとSさんが、関西大学のNさんを巻き込んで、研究会を作りたいというので、助言者として参加することになったしだいである。

やはり、大学院論文を書いた後が重要だと思われる。大学院での論文は、単なる予備実験であって、それ以降にいかに論文作成を継続できるかが社会人の場合に大切だと思われる。博士課程に進むのでなければ、多くの卒業生は論文を書くことを止めてしまう。

このような状況を転換させたいと考えていたのだ。この研究会はこの意味でもたいへん推奨すべきだものと思われる。放送大学のような遠隔教育の機関では、このような自発的な研究会がこれまでなかったことのほうがむしろ問題だと思われる。先生方が主導するのではなく、参加者がどんどん進める会にしていただきたいと思う。

品川にはビジネス関係をねらったレンタル会議室などがあって、社会人が集まる場所にことかかない。けれども、今回は研究所勤めのSさんの推薦で、ホテルのレセプションにある喫茶室を利用してみた。まわりはすべて外国人であったが、何時間でも落ち着いて話すことができたので、少人数の研究会では、お勧めの場所である。

友人との待ち合わせには、何回も利用していたが、レンタル会議室とホテルのレセプションとが競合する時代になっっていることには気づかなかった。料金も1時間ならば、同程度で終わるが、2時間を越えるとやはりホテルがかえって安くなる。このような贅沢な場所で研究会というのも、悪くはないだろう。

以前にも、指摘したように、都心でみんなが集まるところがあれば、このような研究会ももっと組織されるようになるかもしれない。品川駅で行うメリットは、出張で出てきた人が、時間いっぱいまで研究会に出ていて、そのまま新幹線に乗ることができるというところにある。普段はメールのやりとりで、論文をある程度完成することはできるが、最後はみんなで会って、討論を行っておきたいと思った。

この意味で、駅近くの会議室というのは、社会人遠隔教育大学にとっては、必須の場所ではないかと思う。そういえば、大阪には駅前に公的な貸し会議室があって、借りることができたが、このくらいの便利さを関東でも実現したいものである。

会社で仕事をして、そのあと研究会で談論しあうというのが、仕事と余暇のバランスを考える上ではたいへん良い条件ではないかと思われるさらに、仕事で行っていることがそのまま研究になる、というのは、恵まれていると思われる。ちょっと時間の余裕がなくなるし、仕事もキツクなるが、それ以上に昇華されることが多くなるに違いない。

連休には、一番忙しくなるのが、放送大学に所属するものの伝統だ。今日も、母の入院している病院から呼び出しがあり、研究会の終わった後、付き添いのために病院に泊まることになった。

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プロフィール

  • 坂井素思
    放送大学教員で、社会経済学領域を研究しています。