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2009/11/01

東京駅近くでの同窓会

社会人にとって、休日の価値は測りしれない。同窓会を開くのに、どうしても全国から集まるために、休日に行うしかない。そこで、働いている方にとっては貴重な休日を奪ってしまうことになる。

今回、H先生とわたしとが代表として招かれて、経済学分野の修士課程卒業生の同窓会が開かれた。東京駅近くの居酒屋が会場となった。新潟や名古屋、長野など、そして近郊の埼玉、神奈川などから多数の方々が集まった。それには、東京駅というのが効いたのだと思われる。

新潟のUさんは、昼に新幹線で来て、夜にはとんぼ帰りをするそうだ。明日の仕事を持ってきて、懇親会が始まる時間まで机に向かっていたとのことだ。

今日の東京駅にはデモ隊が出て、いつもの東京駅よりは騒がしかったけれど、それでも、休日の東京駅は全体として、のんびりした感じがあって、好きだ。すこし早目に着いたので、校正原稿を投函し、いつも帰宅時にのぞく地下街の古書店へ寄って、3冊購入した。

ひとりずつ近況を伺っていると、修士論文を書いた後、その過程がどのように人生へ影響を与えたのか、がわかって興味深い。やはり、論文を書いたことで、その後第2作目、第3作目と書いていくことになった方々が少なからずいらっしゃって、この報告を聞くのが嬉しい。

もうひとつの近況報告のテーマは、定年後の生活ということだが、みなさんいろいろなことに遭遇しながらも何とか生き延びている、ということで、これも聞いていてたいへん楽しい。とくに、新しいことに挑戦して、その顛末が劇的なのである。新たに、調理師の資格を60歳近くで取ったという人もいて、その体力に驚きを感じた。

最後に感じたことは、このようなサロンを東京駅近くに造りたいな、ということである。あちこちへ「教養セミナー」「放送大学サロン」などを提案しているのだが、どうも反応が今一歩なのだ。どなたか篤志家がいて、放送大学が自由に使える小さな部屋を東京駅近くで貸してくださらないだろうか。飲み会に使うのではなく、もちろんセミナー用のものだ。だから、休日の有効利用ということでも良いのだ。

日曜日の昼に、セミナーを開いて、発表会を行い、夕方すこし飲んで散会する、というのは、いかにも放送大学らしいと思われる。もちろん、地域ごとであれば、学習センターでということも考えられるが、全国の卒業生へ声をかけるならば、東京駅だろう。

夜になって、雨が降ってきたが、駅まで走ってもさほどの距離ではない。長野からいらっしゃったKさんがお別れに、おみやげだと言って、善光寺の七味唐辛子をくださった。

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プロフィール

  • 坂井素思
    放送大学教員で、社会経済学領域を研究しています。