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2009/08/13

墓参り

午前中、仕事が進んだので、午後は娘と街へ下り、迎え火のための墓参り。バス停には、わたしたちのほか2名の利用者があった。これだけの数が確保できれば、当分コミュニティ・バスは続くだろう。いつもながら、特別の税を取られている者として、このバスが永く続くことを町当局とともに祈っている。

Photo車窓から眺めていると、ノウゼンカヅラの蔓と黄赤色の花が、各家それぞれ1本ずつあって、高さや枝振りを競い合っている。昨年見つけた30メートルもあるようなノウゼンカヅラの塔が今年もできていて、遠くから見ても見せびらかし効果十分な植物だなあと思う。

このように目立つものには、流行があるらしく、近年は一家に1本が植わっている。必需品のようになっている。娘が動画でバスの窓から風景を撮っていたが、ノウゼンカヅラが一里塚のように、風景を刻んでいくのを見ることができる。

このように目立ちすぎるものは、やはり家のそばに植えるのははばかれるらしく、敷地内でも一番端っこや、別棟のほうに追いやられているのは、なんとなくわかる気がする。車が曲がる角にあれば、交通標識の代わりになって、避けて通るので、機能的に合っているのだが、けれどもそういうことではなく、美的センスからして、美しいものは外側に置いておきたい、というのは、社交の精神に合っている。

Photo_2近隣効果が絶大なのだということではないかと思われる。

親戚のおじさんが墓まで送ってくださったので、寺から駅までは徒歩にて出る。途中、以前住んでいたところのそばに、砂漠の要塞を思わせる住宅を見つけて、思わず記念撮影をしてしまう。心なしか、空や雲の様子まで、砂漠を連想させる。デザインは、自然のほうが得意なのかもしれない。

Photo_3 家路に着く前に、酒屋で桔梗ケ原のメルロー種で作ったワイン1本を購入。いつもの、喫茶店で今日最後のコーヒーを一杯飲んで、バスに乗り込む。喫茶店には、山登りからの帰り道、ちょっと一息というご夫婦が何組かいらっしゃって、1年に1回の常連気分を楽しむ。

松本には、以前から山登りの人びとが下山してきて、コーヒーを飲むという喫茶店が存在していたが、このような地域に存在する風習には、何かしらの理由があるように思われる。

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  • 坂井素思
    放送大学教員で、社会経済学領域を研究しています。