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2008/11/22

ウォーキング当日

いよいよウォーキング当日となった。これまで、計画を立ててから実施まで、約10ヶ月かかったことになる。その間、Fさんをリーダーとして、Tさんとわたしがサポーターとして参加し、Kさんやほかのサポーターリーダー、地域ボランティアのリーダーの方がたが途中から加わっていただき、さらに横浜国大のM先生や、学習センターの事務の方々総勢20名ほどで今回のウォーキング会を支えた。ポスター制作では、Hさんに特別にお世話になった。

これまで、研究プロジェクトを運営し、最後の報告まで持っていった経験はいくつかあるが、このようなイベントのマネジメントは、初めての経験だった。何が異なるかといえば、実践論的にいうならば、「体育系」なのかそうではないかが異なる。頭で考えることは、両方ともに必要なのは当然だが、口より先に行動が行われるか、それとも行動の後先での口先が重視されるのかの違いがある。

ウォーキングでは、口より先に行動なのだ。それは、前述のM先生の説によれば、「ハラハラ、ドキドキ」が運動では必要である、ということらしい。心拍に代表して現れるような、身体運動の起伏が健康に効くし生きていく行動原理でもあるのだ。つまりは、ウォーキングでは、行動して(歩いて)みないことには始まらない。

日ごろの怠け癖で、前日までデスクワークが溜まっており、寝不足がウォーキングには良くないことを知りつつも、昨日も遅くなってしまった。けれども、朝には頭が切り替わっていたらしく、目覚まし時計のセット時間の30分前には、目が明いてしまった。妻がウォーキングには「お結び」だというので、桃太郎の「腰の黍団子」のイメージで持って出かける。

Fさんのスライドによる訪問箇所の確認と、M先生の的確なウォーキング指導とストレッチ体操とで、準備万端である。ストレッチだけでも、十分日ごろ自分の身体といかに対話が行われていなかったのかがわかった。伸ばした筋肉の箇所が、書いている今でも痛い。

昼食後、1班から8班に分かれて、班毎に記念撮影し、それぞれ数分遅れでずらせて出発だ。今回、Fさんが用意してくださったリーダーがしゃべる資料は、A3版4枚たっぷりあり、それ以外にも、リーダーの方々はそれぞれ自分の持ち味を活かしたおしゃべりをしていたらしい。これは、あとでセンター所長のH先生から聞いたのだが。

A4で4枚という量は、90分講義の情報量を優に超えている。だから、にわか勉強の化けの皮がはがれないように、なるべくアンチョコは見ないように説明をしたつもりだが、途中Oさんたちが鋭い質問や参考意見を述べるので、再三ピンチが訪れる。もっとも、講義と異なる点は、自由に解釈してよいというところであるから、気が楽だ。わたしの受け持った第1班には、大学院生やイタリアの留学生も加わっていて、多彩な雰囲気があり、その点でも楽しかった。

ウォーキングの楽しみは、雑談をゆっくりしながら、ロードムービーのごとくに移動し場面が変化していくところにある。留学生のLさんへ、イタリアの南北問題(なぜ南と北で生産性が異なるのか)についてたずねてみたり、大学院生のMさんへ博士論文について質問したり、さらにTさんへは面接授業の感想を求めたり、Sさんへは今日の感想を伺ったり、1年分の雑談をいっぺんに行ったような気分だ。

先日の下見で述べたような、「アスファルトを1枚はがす」という意義も今回さらに磨きをかけたようだ。たとえば、掘割川のところでは、Fさんが新たなスライドを見せてくれたお陰で、「弘明寺・蒔田」に続く丘陵がここの切り通しで断ち切られ、この川が作られ運河となり、その反対側の「山手」へ続く丘陵が連なっているのが、注意してみると見事にわかる。「横浜の近代」の隠れていたことが、目の前に急に現れてくるのを感じた。

1班から8班まで、病気も事故もなく、順調に解散地である伊勢佐木長者町へ着いた。班毎に完歩した記念の撮影をして、アンケートへの書き込みと交換に、小さな記念品を渡して解散。写真についてはH先生、Sさん、Hさんがたくさん撮って、学習センターへ届けてくださることになっている。いずれ整理して、配布をいたしたい。また、ウォーキングのHPにも、差しさわりのないものを載せたいと考えている。

懇親会と二次会を、クリスマス気分の伊勢佐木町で行ったが、ここでこんなに美食してしまっては、ウォーキングの趣旨に反するのでは、とも思ったが、ウォーキングのもうひとつの目的は、Social Capitalの醸成でもあるので、致し方ないところだ。帰り道、今日のまとめを書くために、野毛の「ダウンビート」で、ワインを1杯(ちょうどBNがサービスされていた)と、今日最後のブレンドコーヒーを飲んで家路に着く。

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  • 坂井素思
    放送大学教員で、社会経済学領域を研究しています。