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2008/07/17

赤い靴の女の子

Yokohamakaikou3 港の山下公園には、「赤い靴の女の子」の像が建っていて、広い公園の東(北かな)の一角のシンボルとなっている。

野口雨情の歌詞がいかにも横浜らしさを出していて、「赤い靴」が横浜の象徴として認める人は多い。この「女の子」をめぐっては、いろいろな逸話が残されていて、その話は叙情的過ぎて、必ずしも横浜らしいというわけではないが、港町の話だとは、いつも思う。

今回、サポーターの方々と協力して、わたしもかなりかかわって企画した「横浜開港150周年シリーズの地域連携面接授業」のポスターが出来上がってきた。Kさんが、デザイナーの友人Hさんに依頼してできたものである。これまでの放送大学には見られないデザインなので、目に付くのではないかと期待している。

昨日、本部研究棟のコーディネーターの方々にお世話になって、ポスター用のプリンターにかけて作成してきたのだ。A0判というとんでもない大きさのものと、普通のA2判、そして、A3判のものを、神奈川学習センター中に貼ってきた。

明日には、関東の各学習センターへも小さな判のものをお送りするので、試験期間中にご覧いただければ、と考えている。

このポスターには、三つのモチーフが存在していて、その一つが、「赤い靴をはいた女の子」なのだ。なぜ放送大学のポスターに、つまり社会人中心の大学ポスターに「少女」なのか、というところが、目のつけていただきたいところなのだ。

ポスターの「異化作用」を利用した、といえば体のいい言い方だが、やはり横浜を印象づけるには、Hさんがおっしゃるように、「赤い靴」が良いと思う。つまり、赤い靴は目立つために、人間関係の循環の輪に入っていくという意味の象徴的な印なのだと思われる。そういえば、祖母の遺伝を受け継いだ、社交的なわたしの娘も赤い靴を愛用していたのだが、それはこういう意味だったのかも。

横浜開港資料館、横浜美術館、横浜市歴史博物館、横浜都市発展記念館、ユーラシア文化館と、神奈川学習センターとの連携が成立し、多くの講義は、それぞれの現地で行われる。ちょうど、その施設の企画展に併せて、講義を行うものもあり、たいへんユニークな面接授業になると思われる。

ポスターの情報を読んでいただいて、ぜひ多くの方に参加していただきたいと考えている。

デザイナーのHさんご自身の説明が正確なので、引用いたします。

説明:
横浜の幕末明治開港時から現代までを女性で表しました.
鹿鳴館風女性に,バックのシルエットは各国の帆船停泊図

大正昭和初期は「赤い靴はいてた女の子」に,
建物「キング・クイーン・ジャック」のシルエット

現代はミニスカすらり美女に,ランドマークタワー,ホテル,
観覧車のシルエット(みなとみらい)

女性は赤い靴をはいています.
ベタですが,横浜というと赤い靴♪ということで.
それでもブーツ→お出かけ靴→ハイヒールと,歴史はある...
着ている服は横浜のカラーである(ライト)ブルー.
鹿鳴館風のみ少しくすませています.

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プロフィール

  • 坂井素思
    放送大学教員で、社会経済学領域を研究しています。