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2008/03/10

「ゆんたく」会

沖縄も3日目になる。昼食に、T先生が来て、西原町にあるYというイタリアンレストランへ連れて行ってくださった。住宅地からちょっと離れているにもかかわらず、すでに満員。

ここでも、女性客が90%を占めている。女性客がどのくらいいるかで、どの程度の美味しさなのかがわかる。ここは、余程評判を取っているらしい。

いかと野菜のトマトソース・パスタのランチを頼んだが、サラダとデザートとコーヒーがつく。それに、とても美味しかったので、お代わりを頼みそうになったパンもついてくる。これならば、車を使ってでも、来てしまう。シェフが帰りに挨拶にできてきたが、意外に若い方だった。

今回の沖縄訪問では、「ゆんたく」会というナイトセミナーを開催することになっていて、何か喋らなければならない。健康消費についての考えを述べることを要請されていたが、それに加えて、沖縄の食についての消費パターンについても報告して欲しい、とT先生から伝えられていた。

ゆんたく、という言葉の意味は、井戸端会議風のおしゃべりのことらしい。報告には、最初のところからコメントが寄せられて、たいへん気の置けない「おしゃべり」ができた。ゆんたくのテーマとしては、ちょっと硬かったかもしれないが、沖縄の食料消費のパターンについては、昨日から一日掛けて苦労したので、かなりクリアに出来たのではないかと思う。

出席者は、医学部から、T先生、O先生、Ta先生、それから、米国のO大学から、D先生、それに厚生労働省のS氏、コープ沖縄のK氏、そして先日コザでお世話になったO氏である。社会科学系の方が少ないので、考え方をあわせるのに苦労したが、多少の齟齬は致し方ないところだろう。むしろ、齟齬を楽しむ余裕があったことを喜びたい。

最後に、医学部近くの居酒屋Iで、泡盛ををいただく。先日から、「菊之露」という銘柄がよく出てくる。

O先生の話が興味深かった。島ということの意味が良くわかるエピソードだ。現代にあっては、沖縄の島を渡ることは造作はないことだと思いがちなのだが、じつはさにあらず、ほかの島へ行ったことのある人はあまりいないのだそうだ。沖縄本島の方だと、東京へはみんな行ったことはあっても、宮古島や石垣島への行ったことのない人が多いのだそうだ。

じつは沖縄の消費パターンを調べていて、この結果は如実に出ていたのだ。沖縄の人の旅行消費は極端に他の地方の比べて低い水準なのだ。これは、比率をとっても、消費のなかに占める旅行費の割合は少ないのだから、やはり低い水準であることは間違いないのだ。

わたしたちも、地元の観光地へはあまり行かないのが常であるが、それでも沖縄ではさらにそれを上回って、移動しないのだ。

お開きの前に、O氏の予告があった。それはみんな健康について考えるのに真面目過ぎるから、今度はコザで、「メタボ・ツアー」を開催しよう、という提案だった。米国式の、メタボたっぷりのステーキ食べ歩きツアーなのだ。タイミングが合えばよいが、ぜひ参加したいものだ。

最後のコーヒーは、宿舎に帰ってから、カセット式のドリップで淹れて飲む。

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  • 坂井素思
    放送大学教員で、社会経済学領域を研究しています。