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2008/03/22

ダブル・ブッキング

このところ、きちんと手帳に書いておくことにしたので、約束を忘れてすっぽかすことはほとんどなかった。

けれども、きょうは完全に時間を間違えてしまった。時間をずらして会うべきところ、まったく同じ時間に、ふたつの約束を入れていたのだ。調査の打ち合わせと、大学院ゼミナールとかち合ってしまった。

申し訳ないと思ったが、調査の打ち合わせのほうは、手馴れたSoさんとSiさんにお任せして、大学院ゼミのほうを行うことでなんとか切り抜けた。大学院ゼミは、ちょうど1年が経ち、成長曲線でいうところの踊り場に差し掛かり、停滞気味の時期に当たる。同じことを何回も考えたり、ぐるぐると同じ議論に拘泥したりしている季節だ。

毎年、このころには、新入生が入ってきて、刺激を受けることで、またS字曲線の上のほうへ向かっていくのだ。その意味では、ギアチェンジの季節である。これまで、目標もあいまいで、なるべく手広くメモを作成してきたのを、目的意識を持って、あらかじめ文章を書くつもりでメモを作成するような変化を行う時期に入ってくるのだ。

この辺のギアチェンジが、以前にはよくわからずに、無駄な時間を過ごすことが多かったように思える。周りから見ると、それは今やるべきことだ、ということがわかっても、本人はなかなか自覚できないことが多い。このことが、お恥ずかしいことに、最近になってようやく感覚的にわかってきた。

沖縄野菜の健康調査が明日でようやく終結するので、今晩打ち上げを行うことになった。Mさんのいとこが平沼で開いているイタリアンレストラン「ステッラ・ディ・マーレ」を借り切って、15人ぐらいが結集した。

サラダ、パスタと続く中でも、とくに厚焼きのピザが美味しかった。それから、最後にいただいたケーキも、あまり甘くないので二個ぐらいは簡単に入ってしまう。昨日治療したばかりの歯も、今日ばかりは、アルコール消毒でごまかすことにした。

何人かのかたと、じっくりと話すことが出来た。新聞記者のKさんが参加していて、記事の書き方をいくつか紹介してくださった。とくに、取材の使い方がふたつあり、ひとつは中心となることを確かめるために取材するとおっしゃる。もうひとつは、たくさん取材して、そこから何か新しいことを発見するために取材するのだ、とおっしゃっていた。

それなら、論文を書く場合と同じだとも思った。けれども、おそらくスピードが違うのではないか。ときには、かれは電話口で話して、記事原稿を送ることもあるそうだ。

この会を主催したT先生とO先生は、現在ここにいることの偶然性と、出会いの不思議さとを強調していた。沖縄から来た方々は、みなとみらい方面へ別れて、ホテルへ向かった。東京方面の方々とは、横浜駅で別れて、アルバイトとして参加していた娘と一緒に帰途についた。残念ながら、きょうは最後のコーヒーを飲むことは出来なかった。

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プロフィール

  • 坂井素思
    放送大学教員で、社会経済学領域を研究しています。