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2008/03/20

三浦半島での緊張と弛緩

Center 三浦半島にある「湘南国際村」で、合宿を行っている。

ここで最も好ましくて、たっぷりとした時間が過ごせるところは、アクアクラブ(水泳プール)とサウナである。勉強して、あるいは議論に疲れたときに、一泳ぎするのは身体にも良いし、精神的にも余裕を与えるように思われる。

Pool 昔見た青春映画で、米国大学を主題にした「ペーパーチェイス」のなかで、大学図書館が24時間開いているのが当たり前で、コーヒーを飲みながら、夜通し論文を書いて、朝帰っていくという場面があって、すごいなと思ったことがある。

その続きで、やはり大学内にプールがあり、勉強のあとに一泳ぎする場面を描いていた。米国であれば、どこの大学でもプールがあるかのように見えるシーンだった。いかにも、豊かだなと思わせるところだ。それには、伏線が張ってあって、主人公はゆうゆうとプールで泳ぎ余裕があるところを見せるのだが、同時進行で、友人が家で神経症で参っている、という文脈なのだ。なるほど、プールは、余裕・優越の象徴なのだ。

日本の大学でも、水泳部でもない普通の学生の泳ぐことが出来る温水プールが備え付けられたら、要注意である。余裕のある学生と、神経症に陥る学生の両方が出現し始め、落差が見られるようになった、という兆候だからである。

夕べの6時に始まり、夜の11時ごろまで行い、さらに今日も9時に始まり、13時ごろまで行った議論も、ようやく収束して、もうこれ以上拘束されるのはいやだと言うところまで、真剣に議論を重ねた。これで、サポーター制もようやくスタートすることになった。

幸いなことに、「神経症」の方は出なかった。最後に、みんなで昼食をとって、雑談をして散会した。皆が帰った後、久しぶりに、古くからのお付き合いのある、HさんとIさんともコーヒーを飲んでゆっくりと話す機会が持てたのも、このような「近いリゾート」でならではのことだと思われた。わたしも最後の一泳ぎをして退散した。

Db ちょうど、いつものように仕事の帰りに県立図書館へ寄る時間に、間に合いそうだったので、来週に予定されている研究会でしゃべらなければならない内容の文献を引き出して、帰途につく。最後のコーヒーは、野毛の「db」にて、すこしどろっとしたいつものを飲む。音楽は、Diana Washingtonの明瞭な歌が流れていた。

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  • 坂井素思
    放送大学教員で、社会経済学領域を研究しています。