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2008/02/22

本の顔

本にも顔があって、つまり個性があって、久しぶりに会うと、顔をほころばせているのではないかと思ってしまうことがある。ようやく、研究室に本が集結して、整理を始める段階になった。

Dsc030832幕張の本部の研究室では、仕事は研究棟で行い、本は千葉学習センターに置きっぱなしになっていたので、手元につねに本があったわけではない。たいへん不便な状況であった。

およそ3~4年ぶりに、本たちが戻ってきたという感覚である。無ければ無いで、諦めていたのだが、いざこのように段ボール箱から取り出して、書棚に並べ始めると、こんな本があったな、という気分で、書棚をすこし埋めては、読んでしまい、なかなか先へ進まない。

Dsc030863 たとえば、健康関連の書籍で、3年ほど行方不明になっていた本がひょこり出てきたり、ちょっと手元に取った本の目次をみると今度の論文で使えるようなことが書いてあったり、そして何よりも、もう何度も何度も読んでいて、付箋の数がものすごい数の本を開けると、以前まったく関心の無かったことで、とても重要なことを発見したりしてしまう。

Dsc030885  つまり、本の顔が変わっているのである。おそらく、3年見ないうちに、友人の顔が老けるように、本の顔も老けるのだと思う。およそ、100箱ちょっと超えるのだが、きょう一日でようやく35箱くらい空けることができた。

空欄だった書棚にも、本がぎっしり入って、書棚にも顔が浮かんできたようだ。さて、50箱くらいで書棚が満杯になってしまいそうなのだが、あとの本たちをどのようにしようか。段ボールにいれたままでは、本の顔を観ることはできない。

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  • 坂井素思
    放送大学教員で、社会経済学領域を研究しています。