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2008/02/24

中華街の変貌

栄養調査の第一次検査は、無事終了したようだ。わたしは今回、施設の提供についてだけ、神奈川学習センターとの調整を行えばよいということになっていたので、ほかの作業を行っている人より、かなり優遇されていた。実際に、作業にあたった方がたのご苦労に感謝申し上げたい。

200802241 この期間を利用して、整理と大改造を行ってきた研究室のほうも、どうやら終結できたようである。写真にとってしまえば、それまでだが、ここまでに至るにこんなに時間がかかるとは予想していなかった。古い建物を修造する人びとのことを考えると、気が遠くなるような作業を行っているのか、と改めて感心してしまう。結局、過去の研究室を再生したに過ぎないことを思い知らされた。(写真ではわからないが、じつはあと40箱ほどの段ボールが開かずのまま、わからないところに残されているのだ。)

けれども、新たな想念が湧いてこなかったわけでもない。本を手に取るということは、それを頭のなかに配置していくことであり、整理されて新たな秩序が与えられることでもある。

200802242 真ん中右上から左下へ流れるような本の配置のなかに、新たな文脈を見つけたし、右の秘密兵器の書棚には、それぞれ箱ごとに異なる文脈を仕掛けておいた。いつ想念が爆発して出てくるのかが楽しみでもある。

栄養調査を最後まで整理して、片付けていた琉球大学のT氏が二階から降りてきて、きょうはこれで暇になったから、どこかで飲まないか、と誘うので、中華街へ繰り出すことにする。

昨日からの強い風が未だ吹いていて、きょうは春の嵐ではなく、冬の冷たい風となっている。それにもかかわらす、中華街は日曜日であるので、やはり混んでいる。以前、Eさんに連れて行ってもらった、中山路にある広東料理のR酒家へ上がる。

きょうは海鮮と野菜の炒めた料理がさっぱりとしていて、美味しかった。紹興酒も甕のような徳利で、たっぷりとして飲み甲斐があった。T氏の頭のなかは、栄養調査の影響で、「食」のことでいっぱいらしかった。ちょうど料理を運んできた店の人にも、中国の醤油について議論を吹っかけていた。また、苦瓜の料理が広東料理のレパートリーにあるということで、また旬のときには食べに来ようということになった。

店の方と話していて、以前と様変わりしたのが、食の安全に対する配慮である。話題になる食材ごとに、どこの産で、どの市場で仕入れたものかを説明する。中国の輸入食品の雄であった、木耳は料理のなかにまったく姿を見せなかった。中華街の変化はかなり急で、目に見えないところでの変貌が激しい。

きょう最後のコーヒーは、中華街から日本大通りへ向かっていった、角にある「Freshness Burger」で、CAFFÉ MOCHAをいただく。大きなジョッキのようなカップで、ゆっくり飲んでいたら、店が閉まる時間になってしまった。大きなガラス窓が霜で白くなっていた。

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プロフィール

  • 坂井素思
    放送大学教員で、社会経済学領域を研究しています。