« 図書館の最上階 | トップページ | ラジオ講義の録音当日 »

2007/10/10

バラの国際市場

今日は教授会が開かれる日である。6階の社会と経済のカンファレンス室へ行くと、Y先生が毎月この部屋へ送り届けてくださっている切花の包みがちょうど着いたところだった。

今月はどのような花かな。Aさんがダンボールの箱を開くと、まだつぼみの状態のバラが1ダースほど入っていた。花瓶に入れて、しばらくすると、遠慮がちに、そのつぼみが次第に開いてきた。

今ちょうど、この大学がある幕張で、バラの国際見本市が開かれているらしい。今朝のテレビ報道によると、バラの国際取引はこのところ年々盛んになってきていて、国産のバラは安価な国際市場に、かなり押されているようだ。

主として、アフリカで栽培されたバラは、ヨーロッパ市場へ出荷され、南米で作られたものは、米国市場へ送り出されるという流通が出来上がっている。ところが、これらアフリカや南米の余剰バラが、日本市場目指して、怒涛のごとく押し寄せてきているのだ。

この話は、戦前のコーヒー豆に関する国際市場の話とまったく同じである。こんど市立図書館でお話させていただくことに、かなり関係していてたいへん興味深い。世界的な交易は、嗜好品から始まったということは、常識であるが、さらに現代においてもまだまだ、このような嗜好品の普及モデルは、品を代え場所を代えて、世界を飛び回っているのだ。

夏の納涼会が台風で延期になっていたので、教授会のあと、秋の「星と音楽の夕べ」が開かれた。恒例の職員バンドが演奏をがんがんくりひろげ、元気あるところを示していた。異動で他の職場へ移った元職員の人も加わって、夜の夢を演出した。バラが満開になったような気分だった。

« 図書館の最上階 | トップページ | ラジオ講義の録音当日 »

趣味」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/173786/16727799

この記事へのトラックバック一覧です: バラの国際市場:

« 図書館の最上階 | トップページ | ラジオ講義の録音当日 »

『貨幣・勤労・代理人』(経済文明論)

  • “「貨幣・勤労・代理人」"

社会経営研究配布中

  • 2015study

社会経営ジャーナル配布中

  • 2015journal

開いている講義    「社会的協力論」

  • cooperation

「音を追究する」第13回・第14回

  • art

「多様なキャリアを考える」第2回・第3回・第4回

  • cooperation

「グローバル化と私たちの社会」第11回

  • cooperation
2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ

Recommend

プロフィール

  • 坂井素思
    放送大学教員で、社会経済学領域を研究しています。