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2007/09/21

絵が伝えるもの

甲府での生活は終了。学生たちも試験を終え、なんとか800字の答案を埋めたようだ。それで、受講生数が多くなっていることをすっかり忘れていて、じっくりと答案を見ていたら、帰りの電車出発のぎりぎりになってしまった。

今日、最後の珈琲のために、楽しみに残していたのだが、残念ながら「六曜館」でのいつもの珈琲は、冬までお預けとなってしまった。昨年の冬に寒い駅で食べた「おこわ」が美味しかったので、今回も駅ビルに入っている店で購入する。

復路の特急あずさ号は、仕事帰りの客で満席で、とくにグループで商用に来ている人びとが目立つ。昔は出張といえば、1人で細々と回るというイメージであったが、最近は組織の時代で、チームで事に当たるようだ。それでも、夜汽車というのは、みんな仕事を終えて、リラックスしていて、朝より笑顔が多いような気がする。

家に着くと、娘からメールが入っていて、早稲田大学のO先生のブログで、わたしの横須賀美術館の話が紹介されている、という。さっそく、観てみる。

へえー、快晴だったのか。それにしても、青空がきれいだな。これをみたら、誰だって、何回でも飛んで行きたくなってしまう。来月はたしか「澁澤龍彦展」だったから、秋空とシュルレアリスムという取り合わせで、出かけようかな。

O先生が注目した一枚のうち、朝井閑右衛門の電線風景はわたしにとっても印象に残るものだった。先日の「絶筆展」でもポスターに載るほどであったのだが、「薔薇の花」の絵が凄かった。世界全体が、その絵の具の積み重ねから盛り上がって現れてくる、とでも言うような描き方だった。朝井閑右衛門が横須賀出身の画家であるとは知らなかった。

これもこの次、じっくりと拝見することにしよう。

ところで、先日観た絵がどうしても欲しくなって、美術館にその絵へのリンクをお願いしていたのだ。その返事がようやく届いて、恐る恐る見ると、やはり絵自体へのリンクは許可しないとのこと。切り取って貼るのではなく、リンクならば良いだろうというのは、安易だった。残念ながら、今回は諦めざるを得ないだろう。けれども、言葉だけでは伝わらない絵の話には、やはり絵そのものが欲しいのだ。

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プロフィール

  • 坂井素思
    放送大学教員で、社会経済学領域を研究しています。