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2007/03/09

お別れの季節

お別れ会の季節が到来した。放送大学は、全国組織である。そこで広大な地域をカバーしなければならない。必然的に、自前の組織だけでは足らないことになる。

たとえば、全国の地域にそれぞれに明るい人がいなければならないと同時に、本部には全体を見ることのできる人もいなければならない。二律背反する人事がつねに含まれている。放送大学は不思議な組織体であるのだ。

このため、それぞれ3年が経過すると、外部への転出と外部からの導入が繰り返されることになる。毎年、組織が3人に1人ずつ代わっていくというシステムを持っている。

先日は、わたしの所属する千葉学習センターでお世話になった方がたと、すこし早めの非公式な同窓会を催して、お別れしたし、今日は「大学の窓」でお世話になったOさんとのお別れ会で、Kさん、Fさん、Mさんという豪華メンバーで食事会を催した。

それに、今日はわたしの側の参加者で、現代GPのお手伝いをいただいているSoさんとSiさんも加わった。

お別れ会というのが、もっとも「社交的」な会になるという逆説は良くあることだが、これまでのご無沙汰を埋めるべく、短い時間を楽しいおしゃべりで過ごすことができた。

参加者が20代から30代ということもあって、これからどのような人生を辿っていくのか、というテーマが多かったように思う。

それから、ブログ仲間であるKさんとは、会の開かれたパスタ屋さんへ行く道すがら、話すことができた。彼女のブログで紹介している歌手の「松倉如子」についておしゃべりした。Kさんの入れ込みようは、かなりのものだと見た。

松倉の曲はUTubeを通じて聴くことができる。とくに、そこでは、わたしも好きな「高田渡」の曲が多く載せられている。彼の曲を歌うには、現世を超えた特別な間合いが必要であると思っていた。この間合いを表現できる歌手は、当分現れないのでは、と思っていたのだが、ついに出てきたのだ。

調子をすこしはずすような歌を、ここ当分楽しませていただこうと思っている。お別れの季節には、このような現実の世界を超える工夫をしないと辛くなってくる。

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  • 坂井素思
    放送大学教員で、社会経済学領域を研究しています。