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2007/03/16

岡山県立図書館

これまで多くの図書館を見てきたつもりだった。けれども、それらを上回って、いままでで最も使いやすい図書館の筆頭に上げられる図書館が今回現れた。

岡山県立図書館である。まず、立地が良い。県庁の隣にあり、なおかつ岡山城址の公園の一角を占めている。便利であると同時に、文化的な地域のなかにも組み込まれている。

ちょうどお城からでて裏側から入ったのであるが、周りがお堀から抜けて、この図書館の周りにも水の庭園が廻らされていて近代的なビルに柔らかさをあたえていると感じた。

入り口は小さいが、ガラスを多用し、さらに玄関ちかくに開放的な喫茶を兼ねた遊びの部分があり、ロッカーに荷物を預けて、ちょっと喉を潤すことができるようになっている。

また、入り口の狭さはトンネルを潜る様な気分だが、警備上の利点のためと思われる。が、ひとたび入り口を通り抜けると図書館全体が二階に至るまで、ずっと視野に入ってくるようになっていて、一体感を重視している。すべてが一室であるかのようなつくりになっていて、ここでは開放感も大切にしている。

図書館の使いやすさは、すぐに書棚に到達でき、手にとって見ることができる点にある。ブラウジングが図書館の基本であることがわかっているつくりなのだ。

今回は、郷土資料を利用するために訪れたのだが、二階の約半分を使っている。時系列の報告書が直ちに手に入る。こんなに利用しやすい図書館ははじめてだ。特に、パソコンがすべてのところで使えるようになっていて、大学図書館に引けをとらないばかりか、それをはるかに上回っている。

資料収集は順調に進んで、一日かけてかなりの成果を挙げることができた。途中、外にランチを食べに出た。県庁通りの日航の入っているビルの地下に、Appetito(アペティート)というイタリアンの店を偶然見つけた。

キャベツのスープから始まって、パスタを選んで、最後にデザートまでそれぞれ洒落た手作り風の料理が出てきた。暖かい肉厚のパンは、店内のかまどで焼いたものだろうか。これも美味しかった。食事が良いというのは、勉強をする上で、重要な要件だ。

あたま(知性)とおなか(感性)と両方が満足する岡山取材となった。現代の「桃太郎」になった気分で、戦利品をたくさん持って帰ってきたのだ。

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プロフィール

  • 坂井素思
    放送大学教員で、社会経済学領域を研究しています。