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2006/12/22

心斎橋でベトナム料理

京都から大阪にかけて、文献収集を行ってきた。それからもうひとつ、懸案だった重要な用事を片付けた。この用事のほうは、また記す機会もあると思われる。

昨日は、ラジオの収録を終えてから、いくつかの仕事を片付け、綱渡り的に新幹線に飛び乗って、関西へ向かった。

今回の旅行では、文献の収穫もさることながら、食べることとコーヒーには恵まれた旅となった。冬空の冷たい雨が予報されていたにもかかわらず、(行いが良いのであろう)天気は気分よく晴れてくれた。

薄日がちょうど暖かさを保ってくれる日和のもと、さらに美味しさが加わった旅行となった。たとえば、朝のホテルの食事では、変わった味のヨーグルトが出ていた。最近のホテルは標準化がかなり進んでいて、このようなちょっとした工夫の差異がたぶん客層に影響を与えているのだと想像される。

目的地の一つである、阪大の生命科学図書館へは、かなり早くについてしまったので、たっぷりとある時間をどうしようかな。

途中出あった学生に聞くと、ほぼ構内の真ん中に、芝生のきれいな丘があって、そこに沿って、「ta-ku-mi」というカフェテリア食堂があるという。061222_105101_1

さっそく行って見るが、まだ開いていなかった。ちょうど前に、コンベンションセンターがあって、ベンチもある。ここで太陽を背に受けて、しばし読書と原稿書き。

たそがれの勉強も好きだが、このような薄日の照る戸外での勉強もたいへん良い。冷気が頭を通り過ぎるごとに、何かアイディアが残されるような気がする。

店では、トマトソースのパスタとコーヒー。生協の学食なので、学生が目立つが、なぜかカップルで来る組が多いのだ。京大のカフェテリアもそうだが、生協の学食は学食というイメージを払拭しようとしているようだ。その結果として、カップルが多いのだろうか??

061222_110801もちろん、わたしと同年輩の、髭面の人びともいて、本を読みながら食事をしていた。消化に良くないのはわかっていても、 やめられないのがこの世代の習性なのだ。

小春日和の一日、図書館へ通って、こんな美味しいレストランで食事をするような生活ができれば、言うことはない。

文献収集も終わり、最後に時間が余ったので、夕闇迫る大阪港まで足を伸ばした。東京で見逃したポンペイ展がサントリーミュージアムで開催されているのだ。

装飾品や貨幣以外にも、壁画や遺体の再現されたものが来ていて、それなりに迫力があったが、やはり都市全体の雰囲気を味わうには、博物館展示では限界がある。

広告の起源として、ポンペイの壁に書かれた選挙ポスターがよく引用される。今回の展示にはそれ自体が含まれているわけではなかったが、それが掲げられていた居酒屋のほかの壁画の展示があった。壁画が一種の総合芸術としての地位を与えられていたという現実が面白いと思った。061222_170301

かえりに、ミュージアムに隣接した喫茶店で、ケーキセットをいただく。大阪港にちょうど陽が落ちて、きれいだった。周りを見回すと、このような素敵な場所を占めているのは、ほとんど女性で、どうゆうわけか、男性はこのような世の中の至福の瞬間からはつねに排除されているのだ。

食道楽の大阪で、ご馳走を食べないわけにはいかないと、新幹線までの時間に、心斎橋へ出る。昨日、T先生とAさんとの雑談で話題となったベトナム料理をいただき、さらに心斎橋商店街を歩いていると、古い喫茶店『和蘭豆』(昭和33年からやっているそうだ)を見つけたので、今日最後の一服。明日からの原稿書きの英気を養った一日となった。

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プロフィール

  • 坂井素思
    放送大学教員で、社会経済学領域を研究しています。