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2006/12/02

横浜のパン

横浜に来て、良かったと思えたことは、パンが美味しいということだった。今では、どこにでも美味しいパン屋さんが店を出しているが、数十年前の当時、P店の美味しさは傑出していた。French_pic06

夜の講義を終えて、横浜西口の店へ行くと、わずかに売れ残ったパンが、最後の客を待ってくれていた。

とくに、「バタール」というフランス・パンは、ずっと続けて食べても、飽きることがない。なかで も、最近は角切りのチーズが中に入ったバタールを、夜ちょっとおなかが減ったときに食べると、栄養が頭にまわり、仕事も進むかのように思えてきて、もうすこしやってみようという気分になる。

今日も、娘とチーズバタールを摘みながら、ワインがあれば最高だね、と話した。出来立ての芳ばしい香りが、脳の感覚を柔らかく刺激する。そして、胸と腹をすこし膨らませ、幸福な気分にしてくれる。身体ばかりか宇宙のすべてに満足を与えても十分余りあるかのような、酵母の匂いと味がなんとも言えない。

バタールというのは、中間という意味らしいが、バタールを食べながら、いま書いている「中間組織論」について考えるのも何か因縁がありそうにも思えてくる。

大きなフランス・パンでは、お腹がいっぱいになり過ぎて仕事にはならないし、かといって、小さなパンでは力が入らない。これらを解決するものとして、中間が作り出されたことは想像に難くない。

注:上記の写真は、ほんとうに美味しそうだったので、P店のHPから拝借いたしました。悪しからず。

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  • 坂井素思
    放送大学教員で、社会経済学領域を研究しています。