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2006/12/14

クリスマス会前夜

夕方になると、研究棟のどこからともなく、歌声が響いてくるようになった。この研究棟の4階のちょうど真ん中に当たるところがサロン風の広場?になっていて、ピアノがおいてある。どうも、この辺から聞こえてくる。

クリスマス会が明日あるのだ。実行委員のN先生から、一人ずつへの勧誘が入ったおかげで、参加者も順調に伸び、昨日の教授会席上では、参加費も集められ、準備万端のようだ。

クリスマス会の思い出は、やはり幼稚園時代のものが鮮明だ。田舎街に育ったせいか、西洋文化に触れる機会はそれほど多くはなかった。キリスト教系の幼稚園ではなかったにもかかわらず、イエス・キリストの生誕劇をみんなで演じることになった。派手な衣装をつけ、練習を行った記憶が蘇ってきて、額に汗が滲んできた。

そして、突然サンタ・クロースがそのクリスマス会に闖入してくるという、お決まりのパターンが毎年進行されたのだ。一人ひとり手渡されるプレゼントが用意されていて、みんな異なっていた。これはたいへんな作業だったのではないだろうか。それにしても、あの衣装とひげ面が似合っていたあの人は、誰だったのだろうか。

そして、必ず用意されたのが、みんなで行う遊戯であった。毎年異なっていたが、その年用意されたのは、(偶然そうなったかのように用意された、)「ピアノの音当て」遊戯であった。園長先生がバイオリンの先生だったこともあり、絶対音階のテストを兼ねていた、と今になってみれば思われる。

先生が押したキイと同じキイを、園児が見当をつけて押してくるのである。合えば喝采、間違ったら間違ったで喝采、ということで結構盛り上がった。

後になって、クリスマスにはひとり静かに祈るものだ、という文化を知らされることになるのだが、幼稚園ではみんなで楽しむものとして、クリスマス会はあったように思う。この経験は、いまでも続いていて、忘年会とクリスマス会の区別がつかないまま、この歳になってしまった気がする。

先日お披露目された職員バンドも、あれ以来久々に演奏されるそうで、Kさんのブログをみると、練習に余念がないとのこと。これは期待できそうだ。明日もきっと、楽しいほうの「クリスマス会」になることだろう。

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プロフィール

  • 坂井素思
    放送大学教員で、社会経済学領域を研究しています。