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2006/06/12

覚醒とコーヒー

月曜日は、神奈川大学で講義を行っていて、楽しみのひとつはコーヒーにある。

丘の上にあるこの大学に着くと、のどが乾く。また、最近の建物は、除湿が効き過ぎるために、教室で講義を行った後も、水気を必要とする。

気前の良いことに、この大学では、ブルーマウンテン・ブレンドのレギュラーコーヒーが教授控え室に入っている。昨今の経費削減の嵐を乗り越え、よく維持していると思う。

けれども、このことはたいへん理に適っていると、わたしには思われる。コーヒー・ブレイクという習慣は、重要な余暇文化の構成要素だと考えているが、とりわけコーヒーを飲むということは、余暇文化のなかでも、覚醒という意味があると考えられる。良い味で覚醒され、講義室へ送りだされれば、自ずと良い講義を目指さざるを得ないではないか。

仕事が終わって、余暇文化の出番になると、二つの可能性がある。ひとつは酩酊という方法であり、お酒を飲んで、仕事を忘れ、明日の仕事に備える態度である。

それに対して、コーヒーは明らかに覚醒文化の系統に属している。仕事の疲れを、目を覚ますカフェイン効果で、解決しようという態度である。おそらく、大学ではどちらが良いのかは判定はつかないが、少なくとも講義が連続して続く場合には、覚醒文化の方に分があるように思われる。

この大学は、この点で間接的に、先生方に対してメッセージを送っており、その効果はかなり出ているように思われる。少なくとも、わたしには相当効いていることは間違いない。

望むらくは、このような良い習慣はずっと続けていただきたい。どこかの大学のように、インスタント・コーヒーに代えてしまうなどということのないように、切に、お願いする次第である。

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