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2006/05/18

動物の「家族性」

放送大学生物学担当のM先生が、研究紹介の番組で、シロアリやゴキブリにも家族があるんです、とおっしゃっていた。

社会科学を学んでいる者にとって、動物における「家族性」とは何か、ということはたいへん興味ある問題である。早速、M先生のテキストをカンファレンス室から借りてきて読んでみた。

動物は群れることによって、あるいは集団を形成することによって、メリットが生ずるのだそうである。これは、人間社会でも説得力ある考えのひとつだ。

群れを作ることで、敵対する脅威からの防衛を図ったり、採餌に便利であったり、さらに生殖を行う上で一定規模の群れを必要としていたりすることが明らかになっている、ということらしい。人間の場合には、感情的な親密性がこれに加わってくることになる。

このようなところが、放送大学に居て良かったと思える点である。手元にあるテキストをさっと読みさえすれば、直ちにこのようなことが分かるのである。

さらに、このような核心的な問題もさることながら、つぎの問題への発展が可能であることが、放送大学テキスト群の強みである。

ほかの動物で「家族性」を示すものに、どのようなものがあるのか、と考えてみた。気になったら、すぐにテキストを探して開くべし。

すると、同じテキストのなかで、アホウドリ、アフリカゾウ、ペンギンなどが機能別に上がっているし、さらに、ほかの生物のテキストでは、ビーバーの家族について論じているのを読むことができた。

(話は飛ぶが、「ナルニア国物語」のビーバーの「家族」は、かなり人間に近いものとして描かれていたなあ。)

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